目標であった、2種目突破。
本来は3種目の予定だったけど、
手続きの関係でサーブルとエペに絞った。
その選択は、これでよかったんだと思う。
本格的に準備を始めたのは8月の頭。
2ヶ月で試合の審判をたくさんさせて頂き、
サポートしていただき、
マレーシアにもセミナーに飛んでいき、
そしてこの2週間は死に物狂いで準備をして、
無事に合格できた。
しかも1番嬉しいのは、日本人受験者が3人とも
それぞれの試験を合格できたということ。
本当によかった。
しかしやはり簡単な道のりではなかったカザフスタン。
前回は壮大にお腹を壊して、帰国後1ヶ月下痢が止まらなかったという遠征。
鍋、ポット、ご飯、ラーメン、水。
ありとあらゆるものをスーツケースに詰め込んだ。
お腹の調子が唯一悪くなったのは乗り継ぎの韓国でだけで、他は大丈夫だった。
だって、自炊だし！笑笑
少しはレストランにも行ったけどね。
韓国で一泊で乗り継ぎの予定をしていて、
翌日の便が6時間遅れ、現地に深夜着。
チリチリになりながら、行ったホテルはとても綺麗だった。
そこから準備をし、試験はサーブルから。
本命が1番最初で1番やったことない試験というのは、
私の心拍数を常時110オーバーに変えた。
寝れない、交感神経が優位すぎて。
筆記試験は15問中3問間違いでアウト。
これはもうルールブックが口から出るくらい勉強してきたので大丈夫だったのだが、
とにかく緊張した。
合格した人だけが、ビデオを見て判定する試験へ。
これも10問突破か、3問間違いでアウトだった気がする。
ビデオの画質が悪くて、めっちゃ焦ったけれど
頭が真っ白になりながら、気づいたら終わっていた。
10問いったか、、？いや、覚えてない。
そこから結果待ちまで地獄のような時間を過ごし、
無事次の日の実技試験へ。
これがまた大変で、3人の受験者が一つの予選プールで交代しながら審判をやるのだが、
いつも1人でしてることを3人でやるとごちゃごちゃになりながら、
とりあえずいつも通りにとっても大きな声で審判をしたら、
たった2試合で止められた。
もう終わり！って。
ええええ、落ちた！？
違う、パス！！おしまい！
だった。笑笑
1番最初に終わった。笑笑
それから私の審判は自分でカラオケボイス審判と名づけて、
みんなが大きな声で審判をしまくることになった。笑笑
みんな、爆音でやったほうがいいよ！と、
周りに言いまくったのでした。
その後午後にエペの筆記試験、ビデオがあって、
これが一番難易度が高かった。
筆記試験は準備のおかげだったが、
ビデオが本当に難しくて、
でもある程度のペナルティをしっかり説明した。
受験者30人くらいのうち、
7人しか次の実地に進めないと話があった。
これまでは落ちた人の名前を読み上げてきたが、
受かってる人の名前を読み上げるといわれた。
前テレビで見たNiziUのオーディションみたいだった、、、。
JPN MAYU Kushihashi
呼ばれた。
ふひゃぁ、、。
もうメンタルくたくた。
翌日は予選プール全て1人でやりなさいといわれ、
この前日本で散々練習させていただいたので、わりと大丈夫だった。
集められて、
合格。2種目取った人は国際大会で審判に呼ばれることができるので、よりルールをしっかり学ぶこと。
と言って頂き、終了。
もうね、メンタルくたくたのヘロヘロでした。
ただ、周りの人たちが本当にサポートしてくださったので合格できました。
本当にありがとうございました。
審判は選手の時と同じで、いかに準備をして
パフォーマンスを上げるかどうかだと学びました。
今回でメンタル力、アップしました。
自分に勝ったぜ。目標達成。
何というギリギリのメンタルを試される試験なのか。
よっしゃ。
みなさん本当にありがとうございました。
さ、次はハンガリーです。
コーチくしはし修行、まだまだ続きます。
