KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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近況と思考のメモ書き。

いや〜久しぶりに文章を書いている。

 

 

世界ジュニアが終わってから、クシプロは相変わらずドッタバタしていた。笑

 

 

韓国に行ったり、試合帯同をさせていただいたり、そしてさっそく今年初の熱中症にもなった。笑

 

そして、研究を進めたり…。

https://docs.google.com/forms/d/1dpETjDUZsteqQcYbkeA-uyIkBjusmXRmU2Bro_H4ZAU/edit

 

こちら私の博士課程の研究アンケートなのですが、よかったら拡散をお願いしたいです。あと、250解答集めたいのですっ…。ぴえん。

 

 

最近何をしているかというと、さまざまなことへの準備をしている。

 

 

 

準備準備とにかく準備。

 

実際にパフォーマンスをするのは短期間だけど、そこに行くまでの間、準備に準備を重ねている。

 

あっちもこっちもそっちも。笑

 

 

8月まではクシプロの予定はほぼ確定しているので、いくつかお断りしたお仕事もあるのだけど、ごめんなさい。涙

 

 

今、私が準備していることは、

きっと未来のたくさんの笑顔につながることで、

そして、日本のフェンシングにも少しずつ貢献できていくものになる。

 

日本のフェンシング界だけではなく、スポーツ界へ、アクションができるように。準備。

 

もちろん、フェンシングにおいては自分の選手たちのこと、いつだって1番中心に考えてる。

みんなが将来、それぞれ笑顔になれるように。

 

 

ステージがガラリと変わる準備をしていたここ数ヶ月、自分の中では色々な気持ちの変化があって、ようやく落ち着いてきた。

 

 

自分が毎日をハッピーに過ごせていたのか、考える時があった。

もちろん、基本的にはハッピーだったのだけど、心が詰まる時もあった。

それは、自分が招いたことでもあった。

 

 

だから、新しい一歩を踏み出した。

 

 

私が踏み出した一歩で、新たな出会いがあり、痛みを伴う別れもあった。

 

 

BUMPの好きな歌の歌詞。

 

"誰かのために生きるという思いを込めた旗を抱き

拾ってきた笑顔の中に自分の笑顔だけ見当たらない"

Fire sign。何度もこのブログに登場しているこの歌詞。

 

私はいつだって突っ走りがちなので、

振り返ってみると、あれ?これは自分が笑えていないぞ、と思うこともよくある。

 

基本的には自分の好きな仕事をさせていただいているからハッピーなのだけど、

フェンシングのことをしていない時、剣を握っていない時に気づいたら自分を見失ったりしている時もある。

 

それは、自由な生き方をしているが故の、船の舵取りの目標地点を見失うことだ。

 

 

思い出す。メモ書きにして。

 

 

朝起きた時に、ワクワクする毎日を過ごしていたい。

 

明日はこれが楽しみだなーワクワク!と眠りにつきたい。

 

 

それが側から見たら、多少プレッシャーのかかる仕事だとしても、内心とてもワクワクしている。

審判業やコーチ業は特にそう。

 

 

その私のワクワクが、周りの人たちがハッピーになることに繋がっている今は、本当に幸せ。

 

 

もちろん競技はハッピーなことばかりではない。

だけど、そもそも競技ができていることがハッピーな選択になっていることをやっているうちに忘れがちになる。

 

スポーツができているという、幸せ。

 

スポーツに関われているという、幸せ。

 

 

そこを忘れてしまうと、日々の練習の質が落ちる。

どうしてスポーツをしているのか、スポーツをやりたいのかを見失う。

 

 

私がスポーツをやりたい理由は、

 

ただただ、

 

 

フェンシングが大好きだから。

 

 

もっともっと巧くなりたいから、

自分が世界で戦いたいから。

 

選手のみんなを世界で勝てるように育てたいから。

 

フェンシングを通して、周りの人たちとハッピーでいたいから。

 

日々、身体は動かしていない日があったとしても、頭は常にどこかでフェンシングのことを考えている。

 

研究しているのも、勉強しているのも、全てフェンシングに繋がるから。

 

 

好きというパワーはそれだけで人生を変える。

 

私は、一生剣を握り続ける。

そんなスポーツに出会えたことは本当にハッピー。

 

 

そして、今周りにいてくれる人たちは

好き で、みんな人生が回っている。

そんな人たちと一緒にいられることが本当に有り難い。幸せ。

 

 

私の研究が、コーチング力が、さまざまな力が、周りの人たちの力になると、とても嬉しい。

 

 

そして、クシサポの皆さんへの恩返しも忘れてはいけない。

私は恩を送ります。恩送り。

 

 

 

求めなさい、そうすれば与えられる。

探しなさい、そうすれば見つかる。

 

中高時代、毎朝のお休みグースカピーリカバリー時間だった礼拝は、

思いの外、大人になってからの自分へきちんと根付いている。笑

 

寝ている時のお話の方が記憶に残るってこのこと…??笑

 

 

夏に向けて、クシプロは動きを変えていきます。

 

 

会社をしばらく休止させる予定です。

でも、必ず再開します。

 

 

自営業はいつだって不安定で、レシート整理とか大変なことばかりだけれど。笑

 

それでも、その生き方が私には合っている。

 

 

話が逸れまくったメモ書き。

 

 

6月もクシプロをお楽しみに。

世界で戦うということ

コロナでいろいろあって、選手を引退(?)することになって。

引退したのかまだわからないけど。

 

コーチングを仕事として始めた。

 

最初はコーチでご飯を食べられるのかとっても不安だったけど、コロナ禍だったのでとりあえずやってみようと思った。

 

そこから時が過ぎて、色々なことに挑戦した。

 

 

そして、大学院を卒業して、新たなフェーズに入っている今。

 

 

私はまた世界の舞台で戦っている。

先日、9日間ぶっ通しで3種目の審判に挑戦した。

 

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初めての世界ジュニアカデ選手権で、初めての3種目連続審判は、色んなことが起きて、精神的にも体力的にも、もちろんキツかったけど、

 

でも楽しかった。

 

ハッピーというよりは、戦う場所を見つけることができた幸せと言えるのだと思う。

 

私は前に進んでいたい。自分を磨いていたい。

何かに挑戦することが好きなのだ。

身体はげきよわだけど。笑笑

 

ワールドカップに選手として出ていた時は、目標や夢を持って、毎回毎回色んなことを考えて、準備して、練習して、と、やってきたけれど、

 

ある程度のところで自分の実力を理解してしまっていた。

 

そして、天職のコーチングを始めて、私の選手たちは私がピストの上でできなかったことを、いとも簡単にパフォーマンスをしてくれている。

 

あ、こんなふうにみんなはできるんだ、じゃあ次はこれはどうだろう、この場合はどうできるかなと、毎回進化していく選手のみんなにワクワクさせてもらっている。

 

コーチとして、一生、生きていきたいと思っている。天職だから。

大好きな仕事。もちろん簡単なことばかりではないけど、みんなの笑顔が私の力になる。

 

選手のみんなからの信頼をいつもひしひしと感じる。

私は常にみんなの味方でいたいし、みんなが目指せるロールモデルでいたいと思う。

 

くっしーにできることはみんなもできる。

くっしーがんばってるから、自分もがんばろう。

 

そう思ってもらえるコーチでいたい。

 

 

審判業はダイレクトにそういったことと繋がっていて、私が世界で戦うことで学ぶことや得るものはたくさんある。

 

選手の頃並みに、コンディショニングをしたり、準備をしている。いや、もはや上回っているかも。

 

それでも毎回たくさんの失敗をしている。

靴擦れができたり、体力が続かなくなったり、まだまだだなぁとたくさんの学びを得て帰ってきた。

 

私が世界で戦うことで、日本のみんなに少しでも何か貢献できたら嬉しいなと思っている。

 

自分の選手たちだけでなく、もっと多くのフェンサーのみなさんに、何かアプローチができたら嬉しい。

 

そのためには、まず自分が与えていただいた機会でベストパフォーマンスをすること、そして少しでも新しいことを学んで帰ってくることが大切なことだなぁと思う。

 

私はまだまだ駆け出しレフェリーなので、全ての試合が初めてのドキドキしっぱなしである。

 

それでも試合会場の中だけは、強く、正確に、公平に審判をしていたい。

 

 

こんな審判さんになりたいなあと思う方がいる。

 

 

毎回ずっと見ている。どうやってされているのかと。

 

そんなふうになりたい。

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修行はまだまだ始まったばかりだけど、次の試合に向けてまた準備をする。

 

 

私の周りには、心強いサポーターのみなさんがいてくれるので、また戦いに行くことができる。

 

今まで1人で向き合ってきたことを、一緒に考えてくれる人がいる。

 

だから、安心して挑戦できている。

遠い遠い背中だけれど、少しでも近づけるように追いかけていたい。

 

ほんとにありがとう。

 

 

さ、今日からはコーチくしはし、がんばります!

 

Thank you giving me this great opportunity,

See you soon in the world!!!

 

Photo by August Bizzi/ John Qian/ FJE

 

#フェンシング #クシプロ

 

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視点を増やすということ。

2025年になって、様々なことを考えに考えて考えている。

 

怒涛の試合前レッスンパレードが終わって、

あとはみんなが試合に行くだけだ。

 

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久々に毎日朝から晩までガッチガチにやった。笑

おかげでめっちゃ動けるようになった。私が。笑

 

ファント普通に打てるようになった。笑

キレキレ!いえーい^_^

 

 

このスイッチの入った身体をせっかくなので継続しよっと。

 

 

この1週間ちょっとは、身体だけじゃなくて頭もぐんぐんアップデートした。

 

なぜならオンラインレッスンもたくさんさせて頂いたから。

 

オンラインレッスンはほんとに頭を使う。

毎回終わると脳が糖分を欲しがる。

塾の先生はどうしてはるんだろう、、?笑

 

 

今日の考えは

視点を増やすということ。

 

普段の生活では語学をやっていると、特にこれを思う。言葉が変わると視点が増える。物事の見方が変わる。

ん?この言語だとこの場合どう考えるんだ?みたいな。

 

私の場合、フェンシングはイタリア語ベースの英語なので、それらを必死で日本語訳しまくっている。

この戦術はどんな日本語が1番伝わりやすいんだ?この技にはどんな名前をつけたらいいんだ?と。

自分的にはこれらの作業が、やがて達成したい日本でフェンシングの本を出版することに繋がっていると思っている。

 

正直、日本でレッスンの仕事を始めた時は本当に大変だった。適切な言葉が全然見つからなかった。

自分の頭の中のイメージとイタリア語が、日本語に全く結びつかなかった。

けど、段々レッスンをやっている間に作ることができた。

初期から一緒にいてくれる選手には感謝しかない。笑 だってフェンシング用語がほとんどイタリア語だったから。グラッツェ!!

 

話を戻そう。視点の話をスポーツの場に置き換えると、私は最近、新たな視点をバシバシ頂いている。

ん?そういう考え方があるのか。

んん?面白いぞ、ならこの場合はどうなるんだ?

んんん?選手たちにどう還元できるかな?

 

長い間、1人で考えて凝り固まりつつあったものが、どんどん溶けていく気がした。

 

人というのは、もちろん1人で物事を考えることはできて、自分で自分の身を守ることができる。

 

今まで色んな方々のサポートを頂きながら、私はそうやって生きてきた。

 

1人で何かする必要がある場面の時は、自分を信じて、その場の選択をしてきた。

自分の身体に危険がおよびそうな時も、1番その時に最善だと思われる選択をしてきた。

周りの人達を守るためにはどうしたらいいか、コロナが流行りたての時には、その判断ばかりしていた。

 

だけど、最近気づいた。

 

自分が1人で考えることができて、それに加えて異なる視点を持つ人が、その物事を一緒に考えてくれたら。

 

自分で自分を守ることができて、それに加えてその状況を、また違う角度から見ることができたら。

 

なんというワクワク。可能性は無限大だ。

 

今まで自分が頑なに鍵をかけていた、フェンシングにおける考えがどんどんやわらかくなっていく。

 

この場合はこうでなければならない。

基本的にはこの戦術を選ぶ必要がある。

のような、教科書を学び、理論を実践し、ルールを把握してきた私にとって、

 

持っているものを変化させていき続けるということは、気づいたらそれらを少し鍵をかけて箱に閉まってしまっていた。

 

コーチングの手法は毎回変えている。

しかし、フェンシングの根本的なものはどうだったかと振り返ると、もっともっと変化させてみてもよかったのかなぁと気づいた。

 

 

〜しなければならない にとらわれがちな私は、

選手のみんなにはちゃんと言えるのに、自分にはなかなか言えないでいた。

 

どうしたらできるか、一緒に考えようと。

 

どうしたらうまくいくか、一緒にやってみよう。

 

コーチの私は選手によくこう話す。

 

Howを一緒に考えたいと、考えるきっかけをつくりたいといつも思っている。

フェンシングの話に限らない、どうしたらやりたいこと、自分の人生を生きられるか、話をしながら一緒に考えている。

 

 

2025年になって、こういった気づきがギュイーンと私のフェンシングに対する見方を変えてくれた。

 

コーチは責任重大だ。

私の一挙一動が選手の人生を左右する。

だからこそ、自分自身を毎日少しずつでもいいからアップデートし続けていたい。

 

自分が気づかない視点の意見や考えを、心を開いて柔軟に取り入れていきたい。

 

そして、そうした視点をくれる人達を、とても大切にしていたい。自分も何かを返したい。

 

明日からまた修行が始まるけれど、

またブログ書きます!今年も宜しくお願いします!

 

 

2025!!

Happy new year 2025!!!!!
無事に2025年を迎えられたことに、感謝を。
大切な家族、周りの人達が健康なことに、感謝を。
今年のお正月はどうか世界中、日本中の方々が幸せに過ごせますように。

日本は安全で恵まれている。しかし、一方でそれが故に苦しんでいる人達も多い。
世界ではまだ安心して朝を迎えられない人達もいる。
今日だけは、少しでも皆が幸せを感じることができる日でありますように。

2024年も相変わらず、世界を飛び回らせていただいた。
それにより見えてくるものは多く、フェンシングを通してまた視野が広がった。
そして日本に帰ってきて、それらを共有することもできた。

2025年も有難いことに、様々なプロジェクトが同時進行している。現在それらの準備中である。
私が世界にできることはちっぽけだけれど、せっかく与えられるのならば、それをやり通すのが私のミッションだと思う。

“求めなさい、そうすればまた与えられる。探しなさい、そうすれば見つかる。”

好きな聖書の一節だ。私はキリスト教の中高で育った。
毎朝の礼拝は朝練後のスリープタイムだったけど、ふとした瞬間に聖書の言葉が降りてくるのは、もしかしたら寝ながらちゃんと話を聞いていたのかなと思う。笑

2025年も、新年早々チャレンジばかりの年になる。
たくさんの初めてと、たくさんの試練、そしてワクワクが待っている。

チームクシプロのみんながより前に進んでいけるように。
周りの大切な人たちが幸せで毎日を過ごせるように。
そして、自分がまず健康で元気に過ごせるように。

1日1日を積み重ねていくぞ。
2025年もクシプロをよろしくお願いします!

Happy new year !!!
I hope you have a great year in 2025!!!
Buon anno 2025!!!!

#sempreavanti #andiamoinsieme #forza #buonanno #happynewyear #2025 #thankyou #kushizziproject #クシプロ #大切な人を大切にする #人生を彩る出会いをつくる #お財布にやさしいフェンシング @kushizzi__project #f:id:obajpn:20250101115022j:imageフェンシング #プロコーチ #国際審判員 #フル橋 #エペ橋 #サブ橋 #クシプロ #明けましておめでとうございます

 

優先順位をつける判断基準

優先順位、フリーランスの私にとって非常に重要なものである。

ここ数日、いつものクシプロ的にバシバシと予定をパズルのように組み替えていた。

 

ここで言う優先順位は目標を達成するための優先順位とは少し違う。あくまでも、予定を立てるための優先順位である。

 

 


いかんせんタイが本当に暑くて、私の身体は結構なダメージを受けていた。笑

日本冬なのに30度越えの国に行っちゃあ、そりゃ適応できないわな。クーラーかけてたもの。笑

ヒートテックを着て行って、Tシャツで過ごしていた。うーん。涙


試合自体は本当に素敵な試合だった。いい経験をさせていただいたし、久しぶりに友人たちに会えてハッピー。

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この試合で2024年の審判業務は全て終わったので、審判納めでもあった。12月頭のW杯からこの試合の2週間は絶対にぶっ倒れることができなかったので、無事遂行できてホッとしている。

たくさんの新しい経験、ありがとうございました。


話を戻そう。

 

 

優先順位について、どうして大切にしているかというと、自分の仕事を自分で決めているからである。

誰のレッスンをどの日に入れるか、誰がどこに大切な試合があるか。

そういったことを常にコーチとしてはピーキングしていく必要があるし、年明けの試合は自分が行けないからこそ入念な準備が必要であると考えている。

この部分の優先順位は今から書くこととは少し異なるので、また後日書いてみようと思う。


しかしながら、家族や友人との時間であったり、リカバリーのだらくしの時間であったり、それらもクシプロとしてはどれも大事にしたいので、パズルのように日々組んでいる。

そして、状況によって柔軟に組み替えている。

私の家族は結構大変だと思う。笑 

いつ帰ってくるの?とよく母に聞かれる。笑

 


判断基準は何かというと、

1 自分が健康であるかどうか

2 自分の大切な人が密接に関係しているかどうか

3 緊急性が高いかどうか

4 どれを選べば次の順位とうまく連携できるか

 


この4つである。

 

 


1については、自分が健康をキープできる予定にする必要があるのが大前提。

自分が動けない時に、何かをしようとしてもそもそも物理的にできない。

動き続けられるようにどうするか、これは常に身体と向き合う必要がある。そのため、ケアであったり、リハビリであったり、トレーニングであったり、睡眠であったり。非常に気を遣っている。

 

いかんせん、人よりも身体がとにかく弱い。絶対にみんな私のことを勘違いしている。よく身体強そうだよねと言われるが、真逆だ。

そのため、枕、マットレス、濡れマスクに加湿器。大事な睡眠が必要になる遠征時には全部持って行くくらいナイーブなのである。

 

それでもついつい、予定を詰め込んでしまうのでそれを遂行できるようにイメージして予定を組む。しかし、これに関しては時たま失敗する。特に夏!今年の夏は暑すぎて結構深刻な熱中症になった。

 

冬は感染症対策のために常にマスクをつけているけれど、あとはネギと生姜でどうにかしている。

それに月に一回はどれだけ努力しても、ぶっ倒れる。こればっかりはどうしようもないので、東洋医学で毎月乗り切っている。

 


2は自分が健康で動ける状況でさえすれば、これが1番の判断基準となっている。

大切な人の手を離すことは自分の価値観の中で絶対にしたくないことの一つである。

 

大切な人を大切にする。

これはクシプロを始めた時に1番最初に決めた価値観だ。

 

誰かを守れる強さを常に持っていたい。

 

大切な人が困っていたら、助けに行く。

基本的にどこにいても駆けつける。フットワーク軽すぎじゃない?と、よく言われるけど、日本も世界も基本的に狭いと考えているので、自分にできることがあれば、最優先に判断する。

 

その場に留まって、口だけで心配したり、モニョモニョするのは本当に好きではない。動ける身体があるなら、動けばいい。リスクマネジメントと次の予定との連携をうまく確認しさえすれば、すぐ行動に移せばいいと考えている。

 

しかし、自分が口だけが嫌だからと、さっさとなりふり構わず行動するのは違う。押し付けるのも違う。ここが大事なところで、代替プランとイメージをさっさと立ててから、行動に移す。相手の気持ちを考える。見返りは求めない。

 

でなければ、周りの迷惑になるし、無我夢中で冷静さを失う行動というのは、危険性を伴う。

海外生活で学んだことだが、冷静ではない判断では自分や誰かを守ることはできない。一度、深呼吸をしてみて、多角的に見て、冷静に行動することが、自分や誰かを守ることに直結すると考えている。

 

くっしーやる時はやるよね、といわれる人間でいたい。笑 でも、やらない時は本当にやらないだらくしよね、といわれる人間でもいたいと思っている。笑

 

なぜなら私だっていつも誰かに守ってもらっている。運転できないしね。笑笑

 


3はこれも大切なことだと思う。緊急性が高いものはドクターじゃないけど、全ての予定を通り越して最優先で行動している。

当たり前だけど、その緊急性を的確に判断する必要がある。この判断をするのが、本当に正しいのか、決断を迫られるたびになるべく速く、その時持っている最大の経験値を使って、決めている。

 

これはフェンシングにも使える決断力だと思う。

普段めちゃくちゃ優柔不断な時もある自分が、いざという時に行動できるのは、海外生活が長いからだと思う。

そして、その海外生活で、結構なピンチに何度も1人で遭遇したからだと思う。命を守る行動をする決断の場面に何度も出くわした。

なので、国内にいると結構気が抜けてしまうのは事実。日本にいると本来あるアンテナが折りたたまれてしまわれている。笑

国際線に乗り込むと、それがまた伸びてくるのを感じる。起きてくるのである。ビヨンと急に現れる。

 

そして、自分の表情が冷たくなっていくのを感じる。基本的に日本と海外では全く表情が変わるので、審判の時のように結構険しい目をしていると思う。それは、自分の身を守ることと、国際的なコミュニケーション時のマナーでもある。

何でもかんでもニコニコするのは、違う。ただこれを日本で行なってしまうと、それもまた違う。

 

日本にいるくっしーと海外にいるMAYUの切り替えが大事なのだなあとここ最近強く感じている。言語を通じて、これらのチャンネルが切り替わることが本当に面白い。ちなみにイタリア語バージョンのキャラは真面目な場面以外はずっと笑っているけどね。笑 チャオ!

 


4については、予定を組み合わせてスルーっと行くかどうかを結構な判断基準にしている。身体は一つしかない。笑 モニョモニョしてしまう予定は基本入れない。でないと自分に合わない予定も組み込んでしまうことがあるからである。合わないことを入れてしまうと、他の予定によくない影響を与えることもあるので、そこは結構シビアに判断している。

 

使うものは直感で、あ、この選択はなんか違うなというものは全て排除している。そのため、直感に従うと1日のレッスン量が半端なくなる日もある。笑

うまく行く予定というのはスルーっと最後まで進むのだが、その後のダメージは半端なかったりする。そして、この判断基準のおかげで、たびたびクシプロ全国ツアーが開催されている時もある。繋げられるものは繋げよう!というわけである。

 

しかしながらデメリットにも最近気づいた。行ったっきりよりも、家に一回帰ってきて休憩とケアを入れたほうがパフォーマンスがやはり上がるということがわかったので、実はちょいちょい羽を休めていたりもする。笑

日本にいると1日に多くのことができるのが嬉しい。イタリアにいた時は1日に1つ、最大でも2つの予定をこなせるだけで万々歳であった。

それはどちらもいいところを持っていて、なのでたまにイタリアに帰ると私はすっごくリラックスすることができる。笑

 

 

 

このような優先順位を決めるための判断基準を考えていたのは、常にこれらの判断をしているなと気づいたからである。

 

最近しょっちゅう国内と国外を行き来しているので、自分の中のアンテナが頻繁に切り替わり、色々と考えることが多い。

 


そして、ここ数日で優先順位を決める機会も多かったので、まとめてみた。

 


ブログを復活して、こうして言語化することが、自分のアップデートに繋がっているとやはり思う。

 


そして、これを読んでくれた人がこんな世界もあるんだな、面白いな、と思ってくれたら嬉しい。

 


私のSNSやブログを見て、いつも勇気をもらっています!とこの前試合会場で何人かの方々にお声がけいただいた。

 

なんと嬉しい!私のアウトプットが誰かの力になっているなんて。

 


少しづつでいいから、お返しをしていきたい。

 


選手時代に今まで私がたくさんの人に頂いたものを。

 


残りの12月、また前に進んでいこう。

 

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挑戦とぽよ橋。

 





初めてのフルーレのW杯審判が終わった。

すごくすごくいい経験をさせていただいた。サポートいただいた周りの方々に心からの感謝をしたい。

日本のフェンシング関係者の皆様にもたくさん会場でお会いすることができて、とっても嬉しかった。

 

3日間、とてもタフな試合だったけど、

私の審判の応援に来てくれた友人の皆さまにとっても救われた。

本当にありがとう。

 

自分の背中を誰かが見ていてくれるということが、こんなに心強いと思わなかった。

 

お陰様でしかない。私、できた。自分を貫くことができた。

 

 

感謝しかないです。ありがとう!

 

 

毎日毎日学びがあって、また自分を成長させることができた。

こうして積み重ねていくことで、前へ進んでいこう。

 

私が自分と戦っている時に、私の選手たちはあちらこちらで試合をしていた。素晴らしい結果を届けてくれた選手も、惜しかった選手も、みんなよく頑張ってくれて嬉しい限り。

 

コーチがいなくても戦えるみんなのことを本当に誇りに思っている。

 

自分で考えることのできる選手を育てたい私にとって、それをどんどん体現していってくれる選手を見ていると、勇気がもらえる。

みんなはどこまで成長してくれるんだろうか、ワクワクしかない。

 

そんなみんなが納得できるコーチであり続けるために、私は今月はとにかく審判を頑張る。自分を磨くしかない。ぽよ橋を脱出するしかないと思っている。

 

お正月が来るまでに減量だ!!!!笑

 

なんでって?お正月はレッスンパレードだから。笑

動ける体を作らなくては!

 

 

フル橋さん、お疲れではありませんか?とよく言われるけど、

休みの日にはとにかく寝て、ケアもしているので割と元気はキープできている。

 

最近の悩みは、審判後にアドレナリンが出てなかなか眠れないこと。笑

選手か!!!笑笑 試合後の選手みたいに興奮してる。笑

 

 

今日はもう一つ最高に嬉しい知らせがあった。

とてもとても難しい審査に、合格して権利が取れたと連絡があった。

 

ここまで来れたことに、本当に涙が出そうだ。

これからの目標のために、引き続きサポートするよ。

人生の目標を達成するために、新たな道を踏み出してほしい。

 

とっても優秀な、クシプロのカメラマン。心からのおめでとう。

 

 

なんか職業がコーチなせいか、誰かが何かを達成していくのを見ることが本当に好きだ。

それを達成するために、どうすればいいか、考え行動することが好きだ。

 

 

どうしたらできるか。

 

そう自分に問うことで、何かのアイデアがいつも生まれてくる。

 

 

こうして文章化している今も、次の試合のことを考えている。

 

 

 

ま、今1番大事なのは、

 

 

どうしたらぽよ橋を脱出できるか、、、、?なのだけれど笑

 

 

ラーメンを禁止していたのに、タンメン食べたし。笑

 

甘いもの禁止していたのに、ごほうびプリンしたし。笑

 

ぽよぽよぽよ、、、、。ま、いいか。ヨーロッパ行ったら秒で痩せるしな。

 

 

 

Anyway、審判していて思ったのは、言語がわかると審判がやりやすいということだ。

というわけで、やっぱりフランス語とスペイン語ハンガリー語と、、、自分の言語を後2、3つは増やしたいと思った。

 

決意3   言語を増やす。 これやります。

 

 

歩くGoogle翻訳と言われるように勉強しよっと。笑

 

 

 

ここ数日、また色々考えて学んで、ちょっとづつだけれど前に進めてきたので、今週末の試合も頑張ります。

 

 

え、どこいくのって?

 

 

 

タイ!!!!!!笑

 

 

フル橋アゲイン!!!!!笑

 

 

 

年明けはサブ橋に戻ります、それもまた大きな戦いなのでしっかり準備。

 

そんな年末。引き続き。

 

 

 

ブログ復活。今度こそ剣を握り直すの巻。

ここ数日、強制的な休暇をしていた。笑

仕事をしながら、身体は休ませていた。

 


明日から始まるジェットコースター年末のために、神様が休め!!と言っている気がした。そんな時もあっていい。うん。

 

 

 

そこでまた色々考えた。

 

 

 

 


そういえば、いつ私は引退すると言ったのだっけ?

そういえば、いつから毎日練習しなくなったんだっけ?

 

 

 

色々思い返していると、コーチングアカデミーのためハンガリーに3ヶ月行ったあたりからだんだんシフトしてきたのかなと思った。

それが2022年。それまでは普通に全日本選手権出ていたし。

 

 

 

引退する予定だったベルギーW杯が直前でコロナによってキャンセルになってから、私は引退の機会を失ったままコーチになった。笑

 


そしてコロナが終息してきて、また毎日が目まぐるしく忙しくなった。大学院、コーチング、審判、会社。

 


どうしても仕事を最優先してしまうので、しんどい練習をやらなくなった。昔はバシバシインターバルもやっていたのに。

 


そうこうしているうちに、何度も練習を再開しようとは思った。

 


フェンシングを教えるのも好きだけど、もちろんプレーするのも好きだから。

 

 

 

だけど、

 

 

 

その度に何かしら、体調に異変が現れた。

事故に遭ったり、絶対安静をお医者さんから言われたり。

 


本当は2023年に復帰をしたかった。

 


でも、膝の事故に遭ってしまった。

 

 

 

そんなこんなで結局はコーチングできる自分の身体を最優先にして、今まで毎日を過ごしてきた。

 


のだけれど、

 

 

 

 


ふと思った。

 

 

 

 


イタリア時代、私は今まで自分がプレーすることによって、新たな気づきを得て、それをコーチングに活かしてきた。

 

 

 

今はどうだ?

 


考えが凝り固まっていないか?と。

 


そんなぽよぽよのお腹で先日自分が宣言した目標は達成できるのか?と。笑

 

 

 

痛めた肩を言い訳にしていないか?と。

 

 

 

肩に関しては、復帰の兆しが見えてきた。

リハビリの先生にメニューを教えていただいたのと、すごく自分の肩に合うサポーターを見つけた。

 


あとは自分次第なんじゃないかと思う。

 


考えの凝りを、ほぐしたくなった。

今の私のフェンシングは芯はあるけれど、固執している気がした。

 

このままやったら、あかんと思った。

 

コロナ禍に入る直前に買った新品のマスクがある。

名前入りのメタルジャケットも、靴も、剣もある。

 


道具たちはいつだって私を待ってくれている。

 


身体は衰えているようで、実はそんなに衰えていない。

コーチングしているのもあるし、そもそも元アスリートがいざ運動の場に戻ろうとすると、身体がそれを覚えていて戻ることができるらしい。研究がある。

 

それに気づいたのはこの前の試合の帯同をしていた時。

 

試合会場を私は走り回っていた。

 

コーチする子達が体育館中に散らばっていたので、体育館内を爆走していた。

 


あれ、私まだこんなに走れるんだ。と思った。笑

 


もちろん心肺機能は落ちているけれど、冬の持病だった咳喘息にさえ気をつければ、また走り出せるかもしれない。

 

 


そもそもこんなふうに物事を考えるようになった理由がある。


人生において、ここぞという時に出会う人、場所、モノは絶対にあると思っている。

 


色々考える毎日の中で、

私は、ピストの上に戻りたいと思った。

 

 

もちろん審判なので、試合があっても私は審判を優先するだろう。


コーチも同じ。


だけど、それ以外の時はピストの上に立っていてもいいんじゃないかと思った。

 

 

自分のレッスン、自分でまた取ってみよう。

コロナの時にずっとやっていたこと。


選手くしはしのコーチはコーチくしはしだ。


練習を再開しよう。道具たち、3年間待たせたね。お待たせ。

 

 

それに、なぜこうやってブログを書くことを再開したかというと、

 


やはり私は文章化することによって前に進むことができる人間らしい。

 


イタリアに渡った時から続けているこのブログ、

早く面白い話を集めて出版したいのが本音である。


今読んでもめちゃくちゃ面白いなと思う七転八倒の日記たち、一つ形にしたい。一位は耳かき探しの大冒険だなやっぱり。笑

 

 

それに、私のことを応援してくださっていた皆様に、近況をお伝えしたくなったという理由でもある。クシサポの皆様にはいつだって感謝を伝え続けていたい。

 


この1年、私のSNSを見てくださっていた方々はお分かりだと思うが、超がつくほど今年は本当に忙しかった。笑


年明けの試合でめちゃめちゃ働いて、そのあと

バーレーンのアジアジュニアの審判から始まった2024年。

 

 

世間的には日本は本当に大変だった1年だったと思う。

色々と辛いニュースが多かった。

 


ドタバタのクシプロは、バーレーンハンガリークウェートハンガリー、香港、マレーシア、中国、そして最後にタイ。

 

いつ日本にいたんだろう。笑

 

その隙間に日本中を駆け回っていた。

 

 

剣とコーチングプロテクターとスーツを持って。笑

 

2025年も同じような、いやもう少し忙しくなりそうな予感がするので、、忙しさを言い訳にせずに、時折文章化して立ち止まってみようというわけである。

 

もうすぐクシプロも会社にしてから4周年。

振り返る時間は大切だ。

 

選手たちにはいつも言っていることが、自分にできていなかった。それに気づけた。

私も目標設定して、度々振り返りをしっかりやろう。

 

というわけで、またこうやってブログを書いていこうと思う。

 

 


誰も傷つけない、読んでくれている人がふふっと笑えるような、

クシプロ今何してるのかな?とのぞいてくれるような、


そんな言葉を紡いでいきたい。


さ、12月スタートだ。がんばりすぎないように適度にがんばるぞ。

 

 

 

あ、くしまるちゃんはお友達ができました!笑笑

 

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