KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

<

W杯に出る意義、ラスト2試合。みなさん見に来てね。笑

youtu.be

 

初心を忘れたくない。

 

アテネとベルギーを控えています。

 

 

ベルギーに我がメンタルコーチが来てくださることになった。ウレシス。

 

 

W杯に出させていただく意義ってものが自分の中にあるんです。

 

シーズン始まりの試合でいきなり怪我をしたり、

それからの2試合は全く思うように練習もできなくて

身体もズタボロで。心はただその状況をどうやって戦うかっていうことだけ考えてた。

 

 

でもね、私。今まで世界で戦って来ましたけど、

というか世界に住んで世界で戦って来ましたけど。

 

その場にいるからこそ、得られるものがあるんです。

 

 

 

 

 

知らないものは、できません。

 

 

 

知っているから、わかることってある。

 

 

 

 

これからもずっと世界と戦っていきたいから。

そして自分をまだ諦めたくないから。

 

最後までみんなと走りきると決めて挑んだ今シーズン。

 

大事な大事な2試合です。ヨーロッパなので身体的負担もなく。

時差の問題もない。

 

昨年はなぜかロストバゲッジしたので、今回はダイレクトです。笑

 

 

もう他の種目はオリンピックが決まっているところもある。

カテ様のお姉さまは確定されました。

 

東京で会える日が楽しみ。チケットないけど。笑

 

 

 

 

今の自分は、日本に一度帰ってゆっくりしたいし、

色々今後の会社とかを立ち上げたいと思っています。

 

 

それと同じくらい、今までと同じように日本とどこかの国を拠点にして

世界と戦っていたい、仕事をしたい。

 

 

と思う自分もいます。

 

 

いや、両方できるな。書きながら思ったけど。

 

 

 

今の私は、オリンピックには到底出られません。

 

 

 

そして、今後はコーチ修行をしようと思っている。

 

 

 

のになんでいくのか。いく必要なんてないんじゃないか。

 

 

 

 

そこを固めておかないと自分が戦えないんです。

 

だから宣言する。

 

 

 

この2試合。ポイントを取ります。

BEST64に残る。

 

選手としての自分は腐っていない。

だから、練習しているんです。ケアをして、リハビリをして。

 

 

与えてくださったチャンスを棒に振りたくない。

 

 

 

イタリアで修行して、そのまま戦いに行ける最後の2つのW杯。

 

 

今後もしいつかW杯に出るとしても、

それはイタリア修行の延長線上なだけで、

今の自分とはまた全然違うでしょう。

 

 

 

なに、そんな深いことまで考えないと試合にいけないの?って?

 

 

 

 

 

W杯というのは、勝つ気のない人間、ただそこに行ってみたい人間が

何の気なしに経験を積みたいから!!としていく場ではないんです。

 

 

昔の私はそうだった。

世界カデ選手権や、初めてのW杯に出た時なんて

ほぼ旅行のようなもんだった。日本代表ってのがただ嬉しくて。

 

 

サーブルは日本は勝てないよ。そんな空気があった。

 

今はもう、そうじゃない。

 

 

そのメンタリティを私の尊敬するコーチは、がっつり書きかえられました。

日本において。サーブルにおいて。

 

 

我々だってできるんだって。

 

 

 

 

実際、今日本のレベルは世界でも名が知られるようになりました。

 

 

 

 

そんなこと外から見ないと、海外の試合に出てみないとわからないわけで、

その場で戦わないとわからない。

 

 

 

 

私は相手に対して優しい。といつも怒られます。

日本人は狩猟民族じゃないので、相手を殺す気にはなれないんでしょうね。

 

 

どちらかというと、

 

自分の最高のプレーをする 規律正しく。

といった侍型のメンタリティの方がいつもうまくいきます。

 

相手を殺すというよりは、自分が相手よりも最高のプレーをする

 

これがなんだかキーワードな気がします。

 

 

 

話が逸れましたが、

 

 

 

W杯に出る意味は

 

今の自分の最高のプレーを世界でどこまでいけるかぶちかますことと

 

とにかく勝ちにこだわることと

 

世界の舞台で学び続けること

 

イタリア修行の集大成を全部出し切ること

 

です。

 

 

すぐ頭でっかちになって、自分は正しいと思い込んで

自分の意見だけで突っ走って、人の話を聞かなくなるのが

イタリア修行のデメリット(なぜなら全部自己責任自己解決してるから)

ですが、

 

それにより強くいられる部分ももちろんあって。

 

日本社会ではきっとこういった自己主張の強い人間は弾かれるのだろうけれど、

 

自分は完璧ではない、まだまだ修行が必要で、学び続けろと

自分に言い聞かせるのを忘れないようにします。

 

 

 

机の上の理論だけでは勝てないから

 

 

口であーだこーだいう前に

身体をゼーハー言いながらトレーニングして追い込むことが必要だから

 

 

口だけ人間にはならず

 

 

 

 

行動で証明します。結果で。

 

 

 

かといってあんまり背負いすぎるといつもみたいに潰れるので

 

 

 

 

 

最後のラストラン思いっきり走るぜっていうことと

 

 

 

その準備をちゃんとするぜっていう

 

 

 

意思表明。

 

 

 

 

またサーブルファミリーに色々あげますが

 

再来週は男子がポーランドで試合です。

 

 

 

PRも、頑張ります。Tシャツ再発注したんでまだまだ在庫ありますぬん。

 

お気軽にダイレクトメッセージください。