KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

<

予定を立てている。

さて、新シーズンの予定を立てている。

 

 

どの試合に出て、どの試合に出ないか。

 

 

準備期間はどのくらいか。

 

 

隙間に何を勉強するか。

 

大学をどう有効利用するか。

 

 

 

いつ日本に帰りたいか。

 

 

 

 

これからのプランをどうするか。

 

 

 

 

また、考えている。

 

そしてまた厄介なのは、おなじみ滞在許可証の更新の季節で、

これをしっかり調べておかないと、次日本に帰った時にイタリアに戻れなくなってしまう。

 

し、来年滞在できなくなってしまうので、真剣に書類と向き合っている。

 

 

 

 

こいつの難解なところは、なんと更新完了までに半年はかかり、

しかも更新中は基本的にはイタリア国外への出国が認められていない。

 

外からイタリアにダイレクト入国するときだけ、認められるのである。

 

 

といったのを加味しながら2020年までの予定を立てている。

 

 

 

W杯を戦うには基本的に1ヶ月はもうそれに向かって一直線になるし、

試合前2週間は練習を追い込む必要がある。

 

そのため、昔は移動しすぎて失敗したので、

その期間は基本的には練習拠点をあっちにいったりこっちにいったりするのはもうやめている。

 

 

ただ年末は日本に帰りたい。待ってくれている人がいる。

 

 

 

 

航空券予約サイトと向き合っている。

 

 

 

さて、どうするか。

 

 

 

昨年のように辛い年明け冬にはしたくないので、

 

 

気持ちよく一年を始めたい。

 

 

 

ふむ。

 

 

 

 

この予定を立てる行為が結構自分にはストレスで、

 

 

未来のわからないことを決めるというリスク。

 

 

 

全て加味して、未来の自分が心地よく試合に臨めるような予定を作る。

 

 

 

今回の全日本はそれにおいては大成功で、

私、めちゃめちゃコンディション良かったのですよ。ほんと。

 

 

かなり予定を念密に組んだからね。

 

 

 

さて、これからの2試合。

 

 

 

そして、年明けはどうなるかわからないけど、

 

 

 

 

とりあえず、飛行機を早めに抑えるが吉。

 

 

 

その2試合で、私はもう一度世界に挑戦する。

 

 

今、コーチが変わったので、実はまた1から色々と変えている。

 

 

 

11月、みっちり集中して。10月はもう一度カラダ作り。それと手続きと予定を立てること。

 

 

アメリカは、嫌な思い出がありすぎて、すっごく足が向かないのだけど、

リベンジするぜ。私はまだまだできる。リニューアルだ。

 

 

 

 

常に未来のこと考えてるって言われそうだけど、

 

 

 

フェンシングをしているときは 今 に集中すること。

 

 

それ以外の時はある程度は未来を作っておく。

 

 

自分が作る。自分の未来は。

 

 

パソコンを見ながらうーんうーん唸っているけど、

 

 

作ってしまえばあとはその通りに動くだけだから。

 

 

遠征を作るのはもう慣れた。笑

 

 

 

そして、自分が今ここにいるメリットを最大限に発揮したい。

 

 

 

来年の12月までは、保証されているEUでの生活。

 

 

 

 

今のうちに、やりたいこと全部やっておくよ。

 

 

海外に滞在するのには、そもそものビザというものが本当に大変なんだけど、

その苦労に見合う修行の成果はいつも返ってくるから。

 

 

 

10月はトレーニングの月。改革の月。

 

11月前半は試合準備の月。テスト勉強の月。

 

 

12月頭に英語のレベルB2の試験を受ける。

はっきりいってかなりレベルが高い。

一回で受かるなんて思っちゃいない。

 

そもそもなんで受かりたいのか?

 

 

受かるまでに英語を学ぶ過程で、それが自分の英語力向上につながるからだ。

 

 

なんで英語急にまた始めたの?

 

 

 

ハンガリーに行くためだ。

 

 

 

これはまだ、頭の中である。ただ全て英語で進行するので

私は今英語を学んでいる。

 

 

韓国語は?

 

 

もちろんやるよ、ただ優先順位は英語が今一番高い。

 

 

1、フェンシングでW杯に出て勝つこと。64に残ること。

2、将来のための投資の勉強をすること。

 

この2つが私の修行のテーマだ。

 

 

 

イタリア語はもうB2の証明をゲットした。

もちろんもっともっと極めてもいいのだけど。

 

 

英語もその証明をゲットする。

 

そして、国際コーチ資格をゲットする。

 

どうして資格資格といっているのかというと、

 

 

 

どれだけ実力があっても、どれだけ現場でできる力があっても、

 

 

 

教員免許がない先生は学校では教えられない。

 

 

基礎を学ぶことは本当に大切なことだと思う。

 

 

それが目に見えるのが資格。

 

 

 

それに投資する。

 

 

 

 

うん。

 

 

 

私は今どうにかその日暮らしだけど、

 

 

書籍と学業に関しては、めちゃめちゃつぎ込んでいる。

 

 

もちろんフェンシングに一番つぎ込んでいるが、

 

 

自己投資が第一だ。

 

 

 

 

実は最後最後と言っていながら、次のW杯に向けて、

ラストシーズンクラファンを公開しようといま作っている。

 

 

最後の元気玉

 

 

 

東京五輪に向けて。私はまだ走り続ける。

 

 

そして、3ヶ月ハンガリーに缶詰になる。

 

 

リターンはどうにかして広めたいサーブルファミリーのTシャツ。

 

 

 

なんで広めたいのかというと、

 

 

ストーリーが私たちにはあるからだ。

 

 

サーブルファミリーとしてクラファンを作ってもいいのだけど、

最近知名度が上がってきて、公式性を増してきているので、

やめておく。

 

 

でも、Tシャツを着てくれる人を増やしたい。

私はクラファンをやりたい。

 

 

なのでリターンは、サーブルファミリーグッズ。

 

 

 

一石二鳥かと。

 

 

 

櫛橋 茉由 という七転八倒な選手を最後まで見守ってほしい。

 

 

キャリアはまだまだ続くけれど、五輪で一区切りだ。

 

 

私は一生フェンシングをし続けるだろう。

 

 

イタリアキャリア、最後のシーズン。

 

 

全日本は終わってしまって、もう日本の試合はないけれど、

 

 

 

世界の試合のチャンスをいただいた。

 

 

 

 

掴む。

 

 

 

そして、日本チームにイタリアからできることで貢献する。

 

 

 

それがサーブルファミリーだ。

 

 

 

11月から最後のシーズンが始まる。

 

 

 

もちろんパリ五輪に向かってこれからもみんなのキャリアは続いて行く。

 

 

 

ただ、今のメンバーで走ることができるのは、今だけだから。

 

 

 

ライバルだけど、私は日本全体のことも考えていたい。

 

 

 

どうしたら、サーブルが日本で盛り上がるか。

 

 

 

 

大好きなサーブルを大好きになってもらえるか。

 

 

 

今回世界ベテランで嬉しかったのが、

サーブルキャンプにずっと来て下さっていたり、ずっと関わって来た選手の皆さんが、

 

 

サーブル だけにエントリーされていたこと。

 

 

 

今まではフルーレもエントリーしていたらしい。

 

 

 

これ、本当に嬉しかった。

 

もちろんフルーレでメダルを取られた方もいて、それもめちゃめちゃ嬉しかった。

 

 

 

ただ、サーブルの種目の力が、大きくなって来たんだなあと思うと、

本当に感慨深くて。

 

 

ベテランさんもシニアもジュニアもカデもミニムも。

 

 

みんな世界に出たら勝ちたいんだよ。

 

 

そりゃそうだ。

 

 

ただ、日本ではまだ全てにおいて整っているとは言い難い。

 

 

 

なら、世界に出て勝てる準備をもっとできるように。

 

 

サーブルファミリーで色々やっていこうと思ったのである。

 

 

 

 

なんか色々考えてますねって感じだけど、

 

 

 

 

そうした小さな問題解決を積み重ねて行くことで、

 

 

 

より多くの笑顔が生まれるだろう。

 

 

 

今回皆さんが言って下さったこと、

 

 

すごく楽しい団体だった。

 

 

今までで一番いい試合ができた。

 

 

 

 

 

 

コーチ本望である。

 

 

 

次はメダルを。

 

 

 

 

そんな夜。