KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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日本との繋がり。

いつのまにか、日本の誰かと歩いていた。

 

イタリアにいるのに、日本にいる人と歩む日々。

 

 

 


まーた、んなこと言ってなんていうかもしれないけど。

 


いつからか、わからない。

 

 

 


しょうがないぜ、だって毎日に現れるんだから。

 


離れているのに、時差もあるのに
誰かがインターネットを使って、


私のイタリア修行に現れる。

 

 


毎日、ほんとはいつだって寂しいんだ。
イタリアにいるの、楽しいけど、寂しい。つらい。

 


そんな思いするなら、なんで、行くの?
ってきっと言うよね。

 

 


決めたんだ。オリンピックまで突っ走るって。

 

 

 


日本では学べないこと、知らないことが
日本の外にいると、どんどん学べるんだ。

 


資格を取れば、それが自分の力の証明になるし、
なにより私のフェンシングは、イタリアのコーチの元でしか練習できない。

 

 


ここまできたら、半端なことはしたくない。

 


イタリア留学の成果として、
あと1年で、ある程度の証明を手に入れてみせる。

 


この前ついに、イタリア語の試験に受かったんだ。

 

 


次は英語と、コーチ資格。

 


これを取って、日本に帰るよ。

 

 

 

 


日本にいる、誰かはオリンピックまで走っている。

 

 


誰かなのか、

 


誰かたちなのかは、わからない。

 

 

 

 


イタリアに来て1年目は、日本のことなんてどうでもよかった。

 

 


それが、どうだろう。

 

 

 


日本に帰るたびに帰る場所、会う人。

 

 

 


待っていてくれる人。

 

 

 

 

 


おかしいな。

 

 

 


日本を離れるのが、いつもとてもとても寂しい。

 

 

 


でも、帰るのがとてもとても楽しみ。

 

 

 

 


次会うときには、もっと強くなっておくんだって。

 


もっと勉強しておくんだって。

 


もっともっと成長しておくんだって。

 

 

 


自分に今の自分からどんどん変わることを求めている。

 


せっかくワールドカップやっと予選上がれるようになったんだ。

 


せっかく英語もイタリア語もある程度話せるようになったんだ。

 


せっかく世界中を回って、友達がたくさんできたんだ。

 

 


今回はたった3週間で帰るけど、
10月からは、また年末までしばらく帰らない。

 


それからは、また多分日本とイタリアをきっとまた行ったり来たりはするだろう。

 


6月に法人化。
まず、関西に事務所をつくる。

 


オリンピックまではそうやって、また日々を過ごす。

 

 

 


ワールドカップはわからない。

 

 


とりあえずできることは全日本で結果を出すことだけ。

 

 

 


一番苦手なことがあって、

 

 


見送られるのが苦手。

 

 

 


ほんとはとても寂しい。

 

 


バイバイなんて大嫌いだ。

 

 

 


だから、バイバイなんてなければいいのにって思う。

 

 

 


イタリアにいる以上、日本にいる人とはいつだってスーパー遠距離。

 

 

 


帰らなければ、関わらなければ、


そんな思いをすることもないんだと思う。

 


私は定期的に帰る生活ができているから、
すごくすごく、寂しい。

 

 


ただ、そんな思いが、


今の私をここまで強くした。

 

 


一つずつ、目標を叶えていっている。

 

 


イタリアで立てた目標を全て達成して、
一旦帰国する。

 

 

 


とりあえず、次は全日本。

 

 

 


見ていてくれ。

 

 


かましてやる。今度こそ。

 

 

 

次会うときまでに、また自分を磨いてみせる。