KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

<

Come back on the piste.

ただいま。

 

 

 

体育館に戻ると、みんな出迎えてくれた。

 

 

 

 

ようやく帰ってこれた。ホッとした。

 

 

 

本当にこの1ヶ月、色々あったし、色々体調的にキツかったので、

やっと着いたー!!!って感じである。

 

 

服はだぼだぼだし、ズボンもガブガブだし、

 

体重3キロ落ちたし、

 

 

なんか久しぶりにイタリア語話すと全然出てこないけど、

 

 

 

とりあえず、まだ修行は続けられそうである。

 

 

 

 

 

 

今回私のこの騒動に、巻き込まれてくださった方々、

 

私の支えになってくださった方々、

 

 

本当に心よりの感謝を申し上げます。

 

 

 

 

 

日本にいた時はバッタバタで、振り返る余裕もなくて、

 

日本に帰るまでは、アメリカの病院に自分で行って、

 

どうしよう、何が正解なのかわからない、って

 

回るはずのない頭で必死に飛行機の予約をとった。

 

 

ああ、一人遠征ってキツイなあって何度も思った。

誰かと一緒だったら、楽なのにって。

 

 

 

帰ってからは、熱は下がらないし、咳は止まらないし、

 

 

なんでこんなことばっか起きるんだって、不安で、

 

フェンシングできなくてイライラもしていたし、

 

なんでこんなことになるんだって、W杯を後悔して、

 

はやく練習しなくちゃって焦って、

 

それでも一日中ベッドの上で、何もできなくて、

 

 

回復しかけたら、色んなことが一気に起こって、

 

 

 

色んな手続きと闘って、

 

 

 

色んなことに腹が立っていた。

 

 

私本当にあんまり 怒る って感情ないんだけど、

怒るというよりは、 恨む っていう感情の方が近い感じだった。

 

 

ありえないだろ!! って何度も思った。

 

 

お前ら人間じゃないだろ!!って何度も何度も思った。

 

 

 

毎日眠れなかった。なんだかんだ戦闘不能の父を心配していた。

(父はやっぱりチキンだったけど。笑)

 

 

母がいつ倒れるか、心配していた。

(いつインフルに感染するか、待っていたのにまだかかってないみたいだ。笑)

 

 

もう一人の祖母がインフルにかからないか、心配していた。

(大丈夫みたい。)

 

 

すんごく精神的にしんどかったけど、

 

 

 

それでも、ずっとそばにいてくれた人へ。

 

 

 

 

 

今朝ふとコーヒーを飲んだ時に、

 

 

 

ああ、マジ感謝。って気持ちが湧いてきた。

 

 

 

いつも暴走してしまうし、これだと思ったら突っ走ってしまうし、

 

洗濯物はたためないし、掃除も下手くそだし、めんどくさがりだし、

 

 

 

 

こんな私のそばにいてくれて、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

おかげさまで、戻ってこれた。

 

 

また、前に進める。

 

 

 

 

人間関係っていうのは、しんどい時によくわかるのだ。

 

 

 

誰がそばにいてくれて、誰が心配してくれるのかって。

 

 

 

ピンチの時に、そばにいてくれる人が本物。

 

 

 

 

そういう人を大事にしたい。

 

 

 

 

 

もちろん私も自分の大切な人たちがピンチだったら迷わず助けに行く。

 

 

 

 

私のイタリアでのメッセージツール、ワッツアップはイタリアからの心配メールが

毎日鳴り止まなかったし、

 

 

 

日本で使っているラインにも、心配メールが続々届いていた。

 

 

 

 

このブログをその人たちが読んでいるかはわからないけど、

 

本当にありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

複数なのか、単数なのかは、ご想像にお任せします。感謝。

 

 

 

 

話は変わるが、

 

 

一方で、今週末はW杯。

 

私は全く試合に行ける状況でもコンディションでもないので、

行きたかったなーという気持ちは少しあったけれど、掻き消えた。

 

 

本気の日本チームを是非応援していただきたい。

 

 

 

オリンピックを目指そうと思ったら、東京に住むべきだ。

 

W杯に出る理由は、オリンピックに出るためだ。

 

出て、ポイントを取って、オリンピックの権利をとって、メダルを目指す。

 

 

 

 

っていうのがセオリーである。

 

 

私は、その道を選ばなかった。

 

選べなかった。

 

 

が、まだこうして後2試合は残っている。

 

 

イレギュラーな選手を、根気よくチームに迎え入れてくださっている。

 

 

 

 

その心配りへの感謝を忘れない。

 

私は日本のヘッドコーチと、その隣のもう一人のコーチに

いつも助けていただいているばかりである。

 

そして、もちろんいつものチームメイトたちにも。

 

 

 

そんな日本チームだから、あの人たちだから、

もしかしたら何か起こせるかもしれないって思うんだ。

 

 

 

だから皆さん、ナショナルチームをお見逃しなく。

 

 

もちろん、私もお見逃しなく。

 

 

 

 

 

明日はイタリアの手続き関係に朝から行ってきます。

 

 

 

 

ボナノッテ。