KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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母国語。

 

 

 

を、話さなくなると疲れる。

 

 

 

気持ちがわかる人は、

多分海外でネイティブでないのに現地の言葉を話している人だろう。

 

 

 

イタリア語はほとんどわかる。

 

 

英語もほとんどわかる。

 

 

 

それらを同時期に混在して使うと、

たまにわけわかめな文脈に。

 

 

 

聞き取りさえできれば、コミュニケーションはとれるのだ。

 

 

 

 

私は日曜日から、練習していたコーチのお宅にお世話になっていたが、

 

 

要は英語が聞き取れるので、

お邪魔できるわけである。

 

 

私のコーチとずっと2人旅だが、

 

それもまたイタリア語が聞き取れるので、

別に2人でも構わないのである。

 

 

 

以前は、なかなか難しかったが、

最近特に問題はない。

 

 

ので、フェンシングに関して言い合うこともしばしば。

 

 

反抗することもしばしば。笑笑

 

 

 

 

今まではイエスマンだったが、イエスマンではいけないなと思い始め、

 

自分の考えを持つようにし始めた。

 

 

 

ピストの上では100パーセント言う事を聞く。

 

最初は聞いて、それをしようとする

 

が、変わる場合もある。相手によって。

 

と、する

 

 

ようにし始めた。

 

 

 

3年目の進歩。

 

 

 

まっさらからの

大書き換えからの

自己流の編み出し。

 

 

 

だいぶ、成長してきたな。

 

 

しばらく日本語を話さないと、

 

 

結構ストレスになる。

 

 

 

母国語なので、自分のことをやはり詳細に表現できるのは、日本語だ。

 

 

 

私にとって、気を使わず日本語をベラベラ話せる相手は必要なんだなあと思った。

 

 

 

 

明日は試合だ。

 

 

 

 

見事にコンディションが悪い。

 

 

わたしの身体はどうやら

クソ寒いアメリカに馴染めないらしい。

 

イタリアにいるおかげで、

ヨーロッパ には強いようだ。

 

 

 

月曜日から昨日まで、

毎日7時間近く体育館にいた。

 

 

睡眠もとれていたし、

食事もなんだかんだとれていたし、

問題はなかったはずなのだが、

 

 

時差、国 調整、気候調整とは

難しいものである。

 

 

マイナス20度近い環境には、

私の身体は耐えられなかった。笑

 

 

 

 

が、言い訳はしない。

 

 

プラスに。

 

 

 

おかげでとてもいい経験ができたし、

友達もできたし、

アメリカのフェンシングについて、

とても勉強になった。

 

 

 

し、初めての極寒体験は

本当にびっくりだったし、

 

初めての豪邸体験も、

本当にびっくりだった。

 

 

し、何よりずっと世話してくれた

アシスタントコーチがとても親切だった。

 

 

 

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素敵な体験をありがとう。

 

 

 

フェンシング界は世界でもとても小さな世界で、

 

何処何処の誰々がっていうと、

すぐにわかる。

 

日本でも一緒だが。

 

 

イタリア、イギリス、アメリカ。

 

 

 

 

 

すっかりうちのコーチの金魚のフンだが、

彼らから学ぶことは本当に多い。

 

 

教え方にしろ、世界でのビジネスにしろ、

フェンシングを仕事にするって、

こういうことなんだなって見ていて思う。

 

フェンシングをしていることで、

こんなにも世界と繋がるというのは、

 

本当にとても面白いし、

おかげさまで世界中に友達ができた。

 

 

 

日本を飛び出してよかったこと、

世界を飛び回るコーチと一緒にいてよかったこと、

 

のうちの一つである。

 

しかし、まだまだ私の英語力は発展途上なので、

これからもっと英語を使う機会を増やしていきたい。

 

 

 

今回困ったことは、

 

練習中、ウォーミングアップを任されたときに、

 

身体中の場所の名前が言えなかったことと

 

動きを詳しく英語で言えなかったことだ。

 

 

つま先とか、もも上げが出てこなかった。笑笑

 

 

自分ができることは、人に教えられる。

 

 

そして、私は自分にできないことも教えられるコーチになりたい。

 

と思った。

 

 

そして、わざと自分を不自由な環境に置くことで、

なにか成長できるのだと、知った。

 

 

 

 

 anyway 明日は試合。

 

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私は、今回の試合と3月の試合をとりあえず出し切ることに決めているので、

 

 

ひとまずは明日、全日本で出せなかった何かを

 

 

ぶつけてこようと思う。

 

 

 

 

できない 足りてない だって でも しんどい

 

 

を全て飲み込んで

 

 

できる やれる ただやるだけ

 

 

を、ぶつけてくる。

 

 

 

 

チャンスがあるなら、

 

 

 

掴みに行くだけだ。

 

 

 

ーしてはいけない ではなく

 

 

 

ーする へ。

 

 

 

 

世界を舞台にする。

 

 

 

戦うのは世界だ。

 

 

 

私はできる。

 

 

 

12月自分で働いて、稼いだお金を

 

このワールドカップの航空券に全部費やした。

 

 

 

軽く十万は超えている。

 

 

 

自己負担だからこそ、

 

 

 

趣味じゃないんだ。

 

 

 

私の挑戦は、道楽じゃない。

 

 

 

 

しんどいこと、大変なこと、

 

体調が悪いこと、持病があること、

 

 

とりあえず全部封印して、

 

 

6回の5本勝負に挑む。

 

 

今回は、4回勝つことが目標だ。

 

 

 

最初の試合を勝つ。

 

 

 

私は私のコーチを信頼しているし、

(ケンカするけど、、)

 

フランスの感覚で、戦いたい。

 

 

 

 

コーチと自分を信頼して、

 

 

明日はピストに立つ。

 

 

 

がんばれ、クシプロ。