KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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さて、修行まとめ。

台風が釜山に直撃なので、帰国を早めました。

残念だけど、私は次また日本でやることがあるので、

帰ります。

 

 

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最後に食べたテンジャンチゲ美味かった。。。

 

 

これ何かっていうとミソスープなんですよね。

ちょっと辛めの野菜入り海鮮入りミソスープ。

 

元気が出る具材がいっぱい入っています。

 

 

さすがにこちら、ハードスケジュールなので

スタミナ回復に必要でした。笑笑

 

 

北欧の旅から、ナポリに行って、東京行って、試合して、次の日に韓国そのまま旅立って、

 

忘れ物は多々ありましたが、

いい一週間になりました。

 

ほんとはあと一週間いたかったのですが、

まだ日本でもやりたいことがあるので、

続きは日本で勉強します。

 

 

この、一から自分で組み立てる短期留学は、

昨年の夏に引き続き、2度目でした。

 

 

今回は、アジア圏に進出。

 

香港と迷ったんですが、色々あったので韓国に。

剣は置いてきました。勉強に集中したくて。

結果、クロスフィットという超スパルタジムを体験できてよかったです。

まじ、キツかった。いや、まじ。

 

釜山は物価も安くて、学校代がとにかく高かったけれど、高い甲斐はありました。

 

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一日中、英語話してたので、なんだか英語力が伸びました。笑笑

 

英語なんですよね、韓国語初級すぎて意思疎通できないから。

英語で韓国語文法の説明もありました。

 

釜山は全然街中では英語が通じなくて、

韓国語カタコトで頑張りました。笑

 

思ったのは、私はすっかりイタリア人なので

英語で韓国語を説明された方が、わかる。

 

いちいち日本語で考えていると、なんだか脳内がうまくいきません。

英語でスパスパ説明される方が、わかりやすかったです。

私の脳は、

イタリア語の基礎がすでに自分に仕込まれていて、

そこから英語を展開するという形になっています。

 

今そこに韓国語を付け足してる感じ。笑笑

 

日本語は母国語なので、ほっといても話せます。

 

こうやって付け足していけば、これから何カ国語でも勉強できるんじゃないかと思いました。

 

 

あ、これってなんてゆうんだろう?

イタリア語はこういうし、

英語はこういうし、

じゃあ韓国語は?

 

みたいな頭の中。

 

要はコミュニケーションをとることや、ビジネスメールを書くこと、ホームページを理解すること、フェンシング用語を理解することができればいいので、

 

基本を教わった後は、自分でひとまずある程度まで引き上げることができます。

 

とにかく、これってなんてゆうのかな?を繰り返すこと。

 

 

 

私が今回学びたかったのは、韓国語の基礎と、

何より韓国人の文化、ふるまい、空気だったのです。

 

そういうネイティブさって、実際に一人で乗り込まないとわからない。

 

私、すでにイタリア的感覚になっています。

ヨーロッパ的マナー、ヨーロッパ的ふるまい。

これは、住んでいて自然に学んだこと。

みんなに教えてもらったこと。

 

空気 です。

 

日本にももちろんあります。

でもそれは、外に出てみないと、わからないと思います、絶対に。

 

日本は特にガラパゴス化しているので、

ちょっと特殊な文化です。本当に。たまに過剰。

 

だから、日本にいる時は、日本に合わせます。

イタリアにいる時は、イタリアに合わせます。

 

それが、空気。文化。

 

 

それを学びたかった。

 

 

ちょっとだけですが、わかってきました。

年長者をきっちり敬う、それでいて話し始めると優しい。

みんなムキムキで、お肌が綺麗で、ご飯はいつでもお腹いっぱい食べられる。先進国。

 

ただ、一つだけイタリア人の私が嫌だったことは、

何故かパスタに唐辛子が入っていたことと、

みんながズルズルパスタを食べていたことと、

何故かレストランで、靴を脱いで、足を椅子の上にあげてご飯を食べていたこと。

 

ちょっと嫌でした。

イタリア人、テーブルマナーにはクソうるさいので。笑

 

なぜ、レストランで靴を脱ぐ!?笑笑

 

 

でも、美味しかったです、韓国料理。

 

 

安くて、一食500円くらい。

 

ナショナルチームに入ってから、世界の韓国料理屋さんに行きました。

 

どこも美味しくて、お腹いっぱいになる。

 

そのおかげで、私辛いの食べれなかったんですが、

今ではある程度まで食べれるようになりました。

 

 

インスタントラーメンが、マジでうまいんです。

 

 

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これね、卵を入れて食べるんです。

 

 

イタリアでこればっか食べてます。

元気になるご飯です。あったまる。まじで。

 

 

いっぱい買ったから、イタリアに持って帰ります。

うふふ。

 

 

 

さて、一週間様々なことが学べました。

とにかく一番のあたりは、借りたアパートが学校の目の前だったこと。

 

韓国は近いので、また来たいと思いました。

レベルを上げて、また来ます。

 

 

 

しかし、私は本当に台風運はあるので、

今回も直撃とな。

 

 

自分に投資することは、絶対に意味があると考えています。

時間があれば、勉強する。

 

これからしばらくは、またフェンシング漬けの日々です。

隙間を使って勉強し続けます。

 

だって、次はそろそろ全日本に向けて再始動です。

 

 

私は、アスリートですからね。

 

 

今回は隙間にサーブルファミリーの広報もしていたので、かなりクタクタです。

 

昨日は世界ランキング4位のオリンピック金メダリスト、ハンガリー地元開催の選手を、なんと日本代表が破り、男子で初めてベスト16に入りました。

 

ウッチェコーチの声が、ビデオにも響いていたので

流石だなあと思いました。

 

選手はもちろん頑張りました、とっても。

 

でもね、彼がいるから、そこまでいけるんですよ。

 

それにさっさと気づいた方がいいです。

 

 

私は、イタリアからいつも見ているので、わかります。

 

世界のコーチも選手も、外から日本を見ているので、わかります。

 

日本は世界から認められる国になったんです。

 

チビは勝てない。

身長がなければ、代表に選ばないと言われていた時代を乗り越えて。

日本はフルーレだけだ、と言われていたのも、サーブルエペの活躍が目覚ましく、全然言われなくなりました。

 

 

私は、そんな日本チームが日本で頑張っているから、

日本に帰りたいなって思うんです。

ああ、サーブルファミリーに会いたいなって。

 

 

 

韓国でフェンシングについて、聞いてみました。

一般人に。

 

イタリアは、一般人すら三種目とも知ってます。

 

 

韓国は、通じませんでした。

フェンシングって、、あれだっけ?

 

 

 

マイナーということです。

昨日、世界選手権で韓国の選手が優勝しました。

それでも、マイナーということ。

 

 

 

それでも、あんなに強い。

 

 

日本にもできるはず。

 

 

ただ、韓国はアジア人として、日本人と同じだろうと思っていましたが、全く

違いますね。

 

身体の仕組みも、身体つきも違う。

大陸の人種だなあと思いました。

 

顔は似ていますが、体質は違いますね。

肉食系の大陸系だ。

 

日本は本当に農耕民族なので、草食なんですよね。

 

 

こりゃあ、韓国人と勝負をしようとしたら、

韓国人と同じ戦い方をしても、勝てないなと思いました。

 

根本的な遺伝子と、フィジカルが違う。

 

 

なんでフェンシングをしていないのに、

こんなことがわかったかって?

 

 

街行く人の脚や身体を見たらわかります。

 

ジムにも行ったので、身体やパフォーマンスを見ました。

 

 

これは、日本人とはまた別の戦闘民族だなあと。

サイヤ人みたい。笑笑

 

 

欧米人とはまた違った身体です。

 

欧米人は骨盤が前傾しています。

アジア人は後傾しています。

 

前傾している方が、パワーがあるのですが、

 

韓国人は後傾していてもまた別のパワーと、

何より瞬発力がある筋肉だろうなと思いました。

 

ふくらはぎでわかります。笑笑

 

 

 

あ、話がずれてきた。

 

 

だから、

 

日本人は日本人なりの戦い方で世界と戦うことが大事なんだと思います。

 

 

海外のフェンシングを取り入れて、

そして日本人なりに進化させていく。

 

今のウッチェコーチは、その仕事を本当に上手にされているなあと思います。

私達は島国だから。

 

 

ヨーロッパなんて、小さい国の入り乱れなので

みんな大体同じような身体です。

 

ただ、私達は島国だから。

 

 

こういう研究、したいんですよね。

 

 

私は自分はイタリアのフェンシングをしますが、

日本のサーブルも少し混ざっています。

それは日本人にあった身体の動きだから。

 

 

教える時に、それは顕著に表れます。

 

その人にあった、身体の動きがあります。

それに応じて、イタリアフェンシングと日本フェンシングの使い分けをします。

 

 

いやー、いろんなことが学べましたね。

 

 

食事や、教育方法にも理由があるんだと思います。

文化ももちろん。

 

日本は日本なりの、強さを追い求めることが大切なんだと思います。

 

 

 

サーブルキャンプ、海外からのお申し込みもあって、嬉しい限りです。

いやはや、これは英語の勉強の賜物ですね。

よくやったぞ自分。

 

 

とにかくめちゃくちゃ疲れたので、

 

また月曜日から再始動します。

 

 

あ、そうだ。

 

 

先日、クラウドファンディングが終了しました。

 

 

ご支援を頂いた方々本当にありがとうございました。

 

 

最終的に、オープンにしてしまったけれど、

 

 

全日本に使わせて頂きます。

 

 

9月21日。駒澤??すみませんインフォは後日出します。

 

 

この全日本が、私の本気の本気のラスト全日本です。

多分ね!!わからないけど!

 

とか言っても、2020年まではやっているので

というかこのままいくと多分一生、選手やってますわ。

 

剣を置くことはないし、

 

練習をやめることもない。

 

練習しない私は、いませんわ。

 

逆にストレスたまる。笑笑

 

 

 

イタリアの、モンタノ選手はもうすぐ40歳。

あれ?もう、40やっけな。

 

 

 

選手しながら、コーチやってると思います。

 

自分が向上していないと、人に教えることできないっすもん。

 

 

経営者が身体を鍛える仕組みと一緒ですよね。笑笑

 

 

さ、もうすぐ京都。

 

 

ただいまです。

 

 

ありがとう、韓国修行。

 

 

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みんながんばれ、世界選手権。

 

 

明日は女子サーブル個人。

 

青木千佳、田村紀佳。

 

 

サーブルファミリー、トーナメントに挑みます。

 

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