KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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最近なんかまともなことを

書いてないので、書こうかな。

 

 

 

例えば、私の場合。

 

 

 

頭を 使わない。

 

 

 

方が勝てる。

 

 

 

 

 

 

私の頭はすごく複雑にできているので、

 

 

 

入ってきた言葉を やろうとする。

 

 

 

難しいこと言われると

 

考え込んでしまうというか、

 

考え始めてしまう。

 

 

 

 

 

最近のモットーは、

 

 

頭を使わない練習。笑

 

 

 

 

もちろん戦術は考えてるよ、

でも考えているというか、浮かぶことをチョイスするだけ。

 

 

 

うーん、どーしよっかなー

 

 

って考え込んでないだけ。

 

 

 

 

この頭、コーチングをする際とか、企画をする際とか、

仕事をするときには本当に便利。

 

 

うーんどーしよっかなーこれ。

 

おお、これ面白いかもな。

 

 

一人で思考をぐるぐる回す。

 

 

 

でもフェンシングにはいらないんだなああ。

 

 

 

 

 

だからなるべく頭を使ってない。最近本当にフェンシングのこと考えてない。

 

考えてるんだけど、考え込んでいない。

 

 

 

この技ってこーなんかなあとか、こうしたらいいんかなあとか、

 

 

 

考えてないんだなあ。笑

 

この練習方法のおかげで、私はフランスのW杯、自分的にはすごくよかった。

 

 

 

じゃあどうやって試合前準備してるのって?

 

 

 

秘密。笑

 

 

なんか他人事なんだよね、最近。

 

 

 

 

あーなんかくっしーが試合してるよーみたいな。

 

 

 

イタリアの私に全部丸投げ。

 

 

 

 

こういう話って、面白い。

 

アスリートってどこまで中身を進化させられるのだろうかって。

 

 

こういうことっていうのは、

競技を通してだったり、例えば瞑想や座禅だったり、

 

人間の能力の進化と向き合っているから、

 

 

すごく繊細で、レベルの高い話なのだ。

 

 

 

だからスポーツやめられないんだよね。面白いから。

 

 

 

少しの変化がいいプレーに繋がるし、

 

一つの言葉が私をスランプに陥れたりした。

 

 

 

 

ゴールデンエイジはきっと考えなくてもこれができているんだろうなあ。

 

 

考えなくても先天的にできる。

 

 

私は後続組だから、こうした過程を作るけれどね。

作るということは知っているから人に伝えられるのだ。

 

 

 

例えば私たち最近倒立をよくトレーニングでやるのだが、

みんな苦労していたりする。

 

 

私、すんなりできるのだ。

 

 

 

なぜか?

 

 

 

ゴールデンエイジの時期に体操を習っていたからだ。

 

 

 

なんなら一番できるのは鉄棒である。

 

 

今はすっかり身体が重くなったので昔みたいにくるくる回れないが、

 

なんだかんだ鉄棒を見つけると、回れるのだ。クールクールくらいには。

 

 

 

ちなみにキャッチボールもできる。

幼い頃に父とよくキャッチボールをしていた。

え?そう。弟もいたけど、うちは私と父だった。

 

まゆ少年はいっつも父とキャッチボールをして、山でコオロギやらバッタやらを集めていたのだ!!笑

そして見つけた木の枝をいつも剣がわりにして、

弟を切っていた!!!!!きゃあDV!!!

 

すまない弟。

 

 

ゼルダの伝説にはまっていたので、

私はゼルダで回転切りをして、弟は切られる草役だった。

ちなみに草を紙で作って弟にはっつけていた気がする。

 

すまない弟よ!!!!!!

 

 

 

要は昔から剣が好きだったのだ。ははは。前世は武士ぞな。

 

 

でも、弟の方が圧倒的に運動神経はいい。

 

 

彼は小学生の時すでに蹴上がりで鉄棒に上がって

そこからくっるくる回れるくらいの天才スポーツ少年だったのだが、

 

私は当時自慢じゃないけど小学校はずっとオール5の勉強ができる優等生で、

児童会長もしていた。要は、完全な優等生。

頭いい人で当時は通っていたのだが。

 

 

 

 

あれ。

 

 

 

 

おっかしいなあ。

 

 

 

真逆の道を歩む兄弟。

 

 

運動神経がいい弟は、なぜか学問の道に進み。

 

学問がいい姉は、なぜかスポーツの道に。

 

 

弟が学問できないとかじゃなくて、単純に彼の運動神経は今から考えれば並外れていた。

 

そして、私の運動神経は今から考えても人並み以下だ!!!笑

そしてそして、私の学校の成績はフェンシングと出会ってから、

急降下である!!!!笑

 

 

 

なんだかなあ。笑

 

練習で倒立をすると、思い出す小学生時代。

 

 

 

身体が勝手に覚えている。

 

 

私の特技。以外に体操。笑 あ、あと輪投げ。 ダーツも得意。

 

 

ギターもなんだかんだゴールデンエイジなので、

 

 

いつでも弾ける。

 

 

 

 

面白いなあ身体って。

 

 

 

これは大学時代に散々自分で研究したのだが、

発達や発育によって得られるものと、

後から学んで得られるものでは、

やはり強さが違うので、

私は私なりの練習方法で自分を磨いていくのである。

 

 

繰り返し繰り返し繰り返し。

 

 

 

刻み込む。

 

 

考えない。

 

 

なんだかんだ言ってフェンシングに関係ある分野はめっちゃ興味あるので、

今スポーツ学部にいるんだろうなあ。

 

 

 

どうやったらできるか?

 

 

 

 

これに尽きる。

 

 

そしてティモシーガルウェイが提唱しているように、

 

 

これは中身のゲームなのだ。

 

 

 

きっと人間の内部にはレベルがあって、

 

 

 

アスリートは多分このレベルがみんな高い。

 

 

昔は戦いに必要なレベルだったんだろうなあ。

 

 

ゾーン。レベルっていうのか。

 

 

スーパーサイヤ人になれるレベル。

 

 

 

 

精神集中レベルとでも言おうか。

 

 

 

 

ゾーン。

 

 

 

 

私はこの領域をメンタル先生のおかげで意識的に作り出すことができる。

それが強みなのだ。

だった のだ。 去年の5月までは。笑

 

 

 

実はフランスの試合も途中から3試合コレだった。

今から考えたら、発動していた。

スーパーくしはし。

最後の1試合の一本は抜けてしまった。だから負けた。

 

 

 

覚えてないんだ。何やったか。

 

 

 

視界が全方向にあって、

 

 

相手と自分だけズームされているような感じで、

 

 

 

意識は自分の中にはなくて、

 

 

ちょっと上の方にある。

 

 

 

あ、くっしー試合してる。的な。

 

 

 

 

鋭くて、速くて。

 

 

 

でも心は静かな水面のようで。

 

 

 

ふふ、変人みたいだね。

 

 

 

 

でもね、この領域は本当にセンシティブだから。

 

 

 

何かのきっかけで抜けちゃったりする。

 

 

 

 

多分入ったことある人しかわからないけど、

 

 

 

覚えてないんだよねえ。記憶障害だよ一種の。

 

 

 

 

 

あれ?勝ってるわ。勝ってたわ。みたいな。超他人事。

 

 

 

 

いきハアハアなのにね。笑

 

 

 

これっていわゆる火事場の馬鹿力みたいなもので、

 

 

きっと野生の頃、何か危険に襲われた時だとか、

何かと戦わねばならぬ時だったりとかに、

 

 

発動してた本能なんじゃないかなあって最近思う。

 

 

 

宮本武蔵五輪書で似たようなこと言ってるし、

 

 

 

きっとこれは人間に備わった最後の危機管理能力なんだろう。

 

 

 

ただ、現在の普通の社会生活では必要ないことなので、

 

 

しまわれているだけかな。

 

 

 

 

 

この能力、便利なのは試合だけじゃなくて、

 

 

実はテストや発表会にも使えたりする。

 

 

まぁ一番使いやすいのはフェンシングだけどね。

 

 

 

 

国体優勝した時も使えていたし、

 

 

日本の試合デビューの時もそうだったし、

 

 

 

ミュンヘンのよかった試合もそうだったし。

 

 

 

多分今の私には、それが全日本でできる気がする。

 

 

 

 

というか今練習がすでにその瀬戸際を行ったり来たりしているので、

 

 

 

 

舞い降りてきますように。笑

 

 

 

ま、意図的にできるんだけどね。本当に先生には感謝。

 

 

 

なんか高度な話ですねって?

 

 

 

 

フェンシングはメンタルゲームですから。笑

 

 

 

だから面白い。

 

 

 

 

ちょっとまともなブログになったかな??

 

 

お休みなさい。