KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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自分を超えてしまっていること

メキシコから帰ってからの充電期間。




全て失った自分。傷つき、やさぐれ。
決断ができない自分。



全てのことに、 どうして? と疑問が湧く。




それでも自分の信念は曲げられない。




私は今まで積み重ねてきた私として、

自分でここまでやってきた私として、




全てを棒に振りたくても
ぐしゃぐしゃにしてしまいたくても
もうフェンシングなんてしたくないと思っても




自暴自棄にはなれないのだ。



活動資金を自分で賄い、競技しているから、
もっと気楽にやればいい、とも言われる時もある。

自分がやりたいからやっている。
たしかにそうなのだが、

私の あの4年間 の 貯金だからこそ、
精一杯有効活用したいと思うのだ。

イタリアに慣れるのに必死で
気楽にやっていた2016年。

日本の試合にでて、
ワールドカップにではじめた2017年。


2018年どう動く? どちらを選ぶ?
自分の実力以上の行動をするから辛いだけであって、
実力と同じくらいなら楽しいだろう。

実力をつけてから?
いつまでもそんな、言い訳を?



そもそも何がしたいのだ。
どんな選手になりたいのだ。




私には昔、暗黒期間があった。
フェンシングで目指したいが故。
自暴自棄になり、自己コントロールができず。
崩壊した。
それでも離さなかった剣。
その期間があったから、続けてこれた競技生活。



負け続けると、握れない。



それでもピストの上はもう趣味ではできない。




何がしたいのだ。

悩むということは、行きたい方向に
自信がないということなのだ。


負け続けて、自信崩壊。自身崩壊。


そもそも勝てる実力が備わっていないのに、踏み出したからだ。

どうしたら備わる?
備えて何がしたいのだ?



どうしても自分が諦めきれない。


やればできる。やらないとできない。


話せるようになったイタリア語。
身についてきた新しいサーブル
新しい価値観。ヨーロッパの文化。


そして最近の悩みは
頭の中でいつも三ヶ国語がうごめく。


いちいち日本語を発するたびに、
頭の中で英語とイタリア語に訳される。


例えば、
おはようー
モーニン
ボンジョルノ

みたいな。 字幕付きで脳内再生。

つかれたなー
アイムタイヤード
ソーノスタンカ

みたいな。忙しい脳内。


日本語を話しすぎると疲れる。



言い訳を封じ込め。


自分の答えを探せ。



周りの人を理由にせず

自分が行きたい方向に進め。


誰々がこう言ったから、、
誰々がこうしてくれるから、、、



最近暗い日記ばかりでごめんなさい。


アスリートの闇。こんな感じです。