KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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メキシコグランプリ

私のワケワカメをまた引きずった。




そして、思い知る実力不足。




このままじゃ、世界に出ても勝てない。


フィジカル、気持ち。



私の問題はテクニックではない。
テクニックはもうイタリアで身についている。


ではなく、アジア人の私が世界で勝つために必要なのは、
気持ちの強さと、身体の強さだ。


そして、自分のフェンシングを進化させ、
固めることである。




今はどっちつかずなのだ。
自分の中で決まっていなかった。



気持ちも将来も目標も。



何がしたかったのだ?イタリアで。
なんのためにイタリアに?

留学。そして、ナショナルチームに入るための実力をつけること。
私に合ったサーブルを、基本のサーブルを身体に身につけさせること。


社会人時代の四年間。
フルーレだのエペだのサーブルだの。
仕事としてのフェンシング。
私には基本がなかった。全ての動きの。



それが身についた2年。
頭の中も、身体の動きも、戦術も。




なんのためにイタリアへ。
強くなるため、ナショナルチームに入るため。



今は?

日本の中である程度の実力はついた。

次は?


世界で勝つ選手になりたい。



二択なのだ。
金銭的問題を除いて考えてみる。



気楽にフェンシングをして
競技者としてのキャリアを終えて指導者になるのか。
こちらの道は、楽で楽しいだろう。
楽しいフェンシング。
自分の好きなように関われる。
精神的にも身体的にもしんどくない。
痛くない。怪我もしない。
自由になんでもできるし、どこにでもいける。
ただ、試合で勝つのは難しいだろう。


それとも本気で世界で勝つ選手を目指すのか。
こちらの道は、毎日がしんどくて、ツライだろう。
目指すフェンシング。
精神的にも身体的にも極度に追い込まれるはずだ。
怪我もするだろう、痛くなるだろう。
ただ、試合で勝つことができるだろう。





本心は一つ。

負けたくない。 勝ちたい。
ピストに立つからには。



最低でも2年必要だ。
自分を、アップグレードさせるには。




本気で目指さない限り、
ワールドカップは必要ない。
今ここで私が腹をくくらなければ、
ナショナルチームは必要ない。
お金も時間も無駄である。


3試合予選落ち。
このままで終われるわけがない。






チケットは有難いことに用意されている。
決断するのは自分。



掴むのも自分。




私の2018年に乞うご期待。



コーヒーブレイク日本人。
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応援。
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新しいオペロンが欲しい。
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アップ。腕が短い。
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今回私の大好きカテ様と、私の大事な仲間アオキ選手がトーナメントで当たるという機会があった。



応援にはイタリア人と日本人と、
私達のチームのベネズエラ人。


困った私はどっちサイドにも寄らず、
真ん中でヒヤヒヤしながら応援していた。


結果はカテ様が勝利。


途中から苦しくなったので、別の試合を見ていた。笑笑


すると試合のカメラマン、
イタリアのBizziさんが写真を撮ってくれた。


実は前回の親切子ちゃんとの写真もBizziさん。
イタリアの試合には必ずカメラマン。



カテ様、ほんとに私は君のおかげでこの試合にいるみたいなもんなんだよ。
あなたが毎日ボコボコにしてくれたから。笑笑

ベネズエラのミラちゃんはなんとフランスのエースを倒し、ベスト16。

ああ、私もはやくみんなみたいに強くなりたい。




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ミラちゃんは神がかっていた。
ほんとにおめでとう!

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来年も来てやる。
絶対もっと強くなってみせる。


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こんなかわいいのもいたぞ。