KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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優しい文を書きたい気分。

今日は少し、優しい文を書きたい気分だ。

 

夜、感情がぐらりと揺れた。突然に。

 

 

 

 

相変わらず体調はよくわからないままだが、鼻水も痰も止まってきたので、

試合には行けそう。正直ちょっと諦めかけてたけど、諦めるのはまだ早いぜ。

明日から調整すれば、絶対間に合う。頑張れ日本代表。(そうだった。忘れてた。)

 

何よりブログに書くと購読している我がウサギ(USA=心配性でうざい笑)な母からの

ラインが鳴り止まないので、(確かにイタリアにいるので心配な気持ちはわかる)

しばらく自重します。笑 (咳喘息はだいぶマシなんだよ母よ。)

 

本当にやばいと思ったらW杯終わったら検査しに日本帰るから!!!(DEAR母)

 

選手には体が一番なのわかっているし、

とりあえず大事な3月の2試合だけ行かせて!!笑

 

サイン KUSHIZZI

DEARとってもウサギな鬼ラインをしてくる母へ。笑

 

 

と、本題に入ろう。

 

 

 

私はこの1月で本当に思い知ったことがある。

 

それは、

 

自分が健康であること。

 

日本にいる大切な人たちが幸せに健康に笑顔で日々を送っていること。

 

 

が、私がイタリアにまだ 居られる 理由 なんだと。

 

 

 

私は長女だから、という意識もある。

それに、日本の外からいつも日本のことを見守っている。

 

 

地震だのなんだのと、テロはまだないし、物騒ではないけど

いつ何があるかがわからない。

全く読めず、人間はちっぽけな存在なんだと何年かに一度思い知らされるのが、

日本というハイパー先進国の抱える唯一の不安だろう。

 

天候と地震。地球からの何かしらのメッセージ。

日本のニュースが流れるたび、ヒヤヒヤする。

 

 

はっきり言って、私の大切な人たちがたくさんあの小さな島国に住んでいるんだ。

 

 

 

 

裕福で便利で世界の最先端の技術を持っている夢のような国。

 

 

 

 

そこに住んでいる私の家族や友人や周りの大切な人たち。

 

 

 

 

 

もし彼らに何かがあったら、私はすぐ日本に帰るだろう。

 

この1月、インフルになってなくても、祖母がそんな状態だと知ったら、

結局私はアメリカから飛んで帰っていたはずだ。

 

 

 

とまあ、そこまでとはいかなくても色んな心配なことは聞こえてきたりする。

 

 

 

自分のモットーとして、そしてKUSHIPROの理念として、

 

関わる人に沢山の笑顔と少しの勇気をお届けしたいというものがある。

 

 

 

なので、誰かの笑顔が陰るようなことがあると、とってもそわそわする。

 

アスリートとしては不要な感情だ。ピストの上ではない感情だ。

 

 

 

自分の中の感受性が、ざわざわして、痛くなったり、

ヒリヒリしたり、ツーンとしたりする。

 

自分で怖いのは自分の感受性は 人の死 などには即座に反応しないことだ。

 

すぐ受け入れられてしまう。そして、対処法や行動に移すことを冷静に考えてしまう。

地震や、台風の時もそうだ。とても冷たい自分になる。

生きること、周りの人を守ること を最優先に行動してしまう。

 

これはフェンシングが私にもたらした冷静さなんだろうなとは思うが、

あまりにも冷たく厳しく変貌するので、

涙も出ない、慌てもしない冷静すぎる自分がたまに怖くなる。

 

もちろん時が経てば、あー悲しいなとか思い出すのだけれど、

 

生き延びなければならない状況下では 次の建設的な行動を考えてしまう。

 

 

 

最近の祖母の死もそうだった。

 

そうか、では次はこれをしないといけない。これを調べよう。 とか。

 

地震があった時も、

 

やばいな。とりあえず近くの駐車場に避難だ。 とか。

 

台風があった時も、

 

うん、こいつはやばい。対策はこうしよう。とか。

 

 

 

やたらクルクル頭が回ってしまう自分がこわい。

 

きゃーとか、えーん とかなってみたいんだけど、

海外修行の賜物なのか、フェンシングのおかげなのか、パニックになったことがない。

 

 

なのに、こういった 大げさに言えば 生死 に関わる以外のこと、

人に関すること、とかには、やったらめったら感受性が反応する。

 

それもとても敏感に。しかし、最近本当にピストの上の自分と外の自分が

分けられてきたので、お互いが干渉合うことは無くなった。

 

ピストの上は、プロなので。試合で勝つためにここにいるので。

 

 

ということだ。

 

 

 

 

 

 

なので、もし日本の私の大切な人に何かあれば、

 

 

それをちゃんと受け止められる器と、

 

もし何かあった時に守れる強さ(力ではない。問題に対処する頭と資金である。)

 

を一応このイタリア修行で養うように自分に課しているつもりなので、

 

 

いつでも出動できる準備はできている。

 

実際、日本の家族にこれから何があっても、私はKUSHIZZI PROJECTとして、

一緒にハッピーな毎日が送れるように模索すると思う。

幸いまだ何もないが。( ◠‿◠ ) 父の骨がバラバラになったぐらいか。笑

 

 

イタリア修行はフェンシングだけではない。

 

精神的に、私を鍛えている。(このアバウトな国だからこそ!)

 

 

 

だから、2020年。

KUSHIPROを法人化するために、今クソ勉強しているわけだ。

 

会社っていうのは甘くない。自営業は絶対に甘くない。

だから、長い準備期間がいる。絶対に。

 

そんな夢を描く。いや、目標だ。

 

 

私の考えは、

 

誰かのHELPに対しては、ただ寄り添っているだけでいいと思う。

 

 

当事者のことなんて当事者にしかわからないことがある。

 

 

ただ、隣に座っているだけでいいと思うんだ。

過干渉は余計に人を傷つける。

 

 

 

もし、私の周りの人が困っていたら、

 

 

 

私は絶対に助ける。口だけじゃんって?いやそれはない。

 

いい人気取りたいだけじゃんって? それでもない。

 

 

 

 

世界に誰か自分のことを何かあった時に 絶対に 助けてくれる存在がいることって

 

前に進む勇気になる。日々を過ごす自信になる。

 

私はその 絶対 を守る強さを身につけてみせる。

 

あの社長だったら、この案件なんとかしてくれそう、、

ええ、なんですか?カモン。

 

あの人だったら、どうにかしてくれそう、、、このゴキブリ。

ええ、ゴキブリには強いっすよ。カモン。

 

あいつだったら、合宿企画できそう、、、

はい!是非一緒にお願いします。

 

ちょっと違うけど、こんな感じだよね。

 

 

 

あいつならなんとかしてくれそう っていう希望的観測?笑

 

実際私は誰かの 助けて を聞いた時、

4時間かけて飛んでいったりとか、

わざわざ家に帰ったのに1時間かけてきた道を引き返したりとかザラだ。笑

 

 

 

周りの人っていうのは、私やKUSHIPROに関わっている人、

関わってきてくれた人という意味である。

 

 

 

そんな人間が、たくさんの笑顔を生む会社を作ってみせる。

 

 

 

 

現実問題、私はW杯には出ているが、

オリンピックレベルの選手ではない。

 

 

しかし、そのレベルに自分を置いていることで、

そこへの道を感じること、見ることができる。

 

 

その経験は、必ず将来に生きてくるはずだ。

 

 

 

 

 

 

そして、ここで一言、溢れ出る感謝を。

 

 

 

 

私は現在少なくともクラウドファンディング で多大なる遠征代のご支援を

いただいているといっても過言ではない。

 

ファンクラブの方々のおかげで、日々の食事が少し豪華になった。

 

 

 

甘い、といってはそれまでなのがクラファンである。

 

 

 

しかしこのおかげで、私の行動には 責任 が生まれる。

 

 

 

自分の力だけでは出せないパワーが出る。(前も一回書いたけど)

 

 

 

 

まだ私の挑戦はしばらく続くし、これから一生続いていくのかもしれないけれど、

 

 

 

 

 

今私のサポートをしてくださっている方々には、

 

 

 

 

いつかKUSHIPRO法人化を実現し、

 

私がW杯でBEST64に入り、

 

全日本でメダルを獲得した暁に、

 

 

 

大きな声で感謝を叫びたいと思う。

 

 

 

 

ありがとうございましたあああああー!!!!!って。

 

 

 

2016年、TVの取材で私はこう語っていた。

 

 

 

今私が過ごしているこの日々は、自分がずっと思い描いていた日々だったので、と。

 

 

 

 

思い描けば、実現するのだ。それを証明してみせるさ。

 

 

 

 

本当にいつもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

さて、眠たくなってきたので、

 

 

 

また明日。

 

 

 

 

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