KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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研修。

スポーツ指導員更新研修。

 

 

づがれだ。

 

 

 

競技コーチと学校の部活の先生は

違うなあって思った。

 

 

私は頭はプロコーチだから、

どうやって競技に勝つかが第一優先だが、

 

部活の先生は、

生徒の人格形成が第一なのだな。

 

 

 

私もそうやって育ててもらってきた。

 

社会人競技者になるまでは、

人格形成を重視するコーチングが大事なのだろうか。

 

 

実業団や、日本代表にいると

そんなの関係なく競技に勝つか負けるかなので

選手の能力を引き出し勝つのが仕事だ。

 

 

しかし、部活で人格形成されているかされていないかは、本当にすぐわかる。

 

 

イタリアの場合、まず怒鳴られたり殴られたり否定されることがないので、

 

 

そもそも日本に元々はびこっている悪しき習慣がない。

 

 

 

コーチと選手はお互いにいつだって気持ちいい関係だ。

 

 

 

はっきりいって、その部活的人格形成は、日本社会では有用だが、

世界では全く意味をなさないわけで。

 

 

日本

部活的人格形成

体育会的

年功序列

年齢が上だからと敬いを強制

 

世界

平等、対等

実力社会

素晴らしい人を尊敬する

下が上に意見を言う

 

 

その世界では有用かもしれないコーチング理論を日本のコーチングに応用するのは、

日本的改革が必要だと思う。

 

 

選手の意見を聞く

 

イタリアでは当たり前のことだ。

 

選手を否定しない

 

当たり前だ。

 

 

だが、日本人の気質として

ある程度の厳しい言葉やコーチの押し付けが

 

あった方が

 

伸びる場合もあるのだと思う。

 

イタリアの場合、厳しい言葉を言えば選手は逃げるし辞める。

楽しくないことなんてやってもしんどいだけだから。

 

 

それを日本人は

 

根性

 

という言葉で片付ける。

 

 

 

選手を優しく囲って導くのも大切だが、

 

 

根性

 

 

の力を伸ばすこともありだと思う。

 

 

 

それが世界で日本人が勝つメンタリティ。

 

サムライメンタリティなのではないか。

 

 

 

世界と同じことをしても、

日本人は不利な要因が多い。

体格面や、資質において。

 

 

 

では何で勝つか。

 

 

 

精神的なサムライメンタリティ。

 

 

 

のためにはある程度の根性練習が必要。

 

 

根性コーチングが必要。

 

 

 

何かのメンタルテクニックや理論や法則。

 

 

確かに有用だろう。

 

 

ただそればかりになって頭でっかちでは現場は戦えないと思うのだ。

 

 

もっと泥臭くて、しんどくて、

 

ベタベタ汗流して、ガミガミコーチに怒られる。

 

 

そういう積み重ねが日本人気質には合っていると思う。

 

 

何故なら私たちはずっと支配されてきたし、

苦しい歴史、災害、それでも挫けない日本なのだから。

 

 

 

理論と現場は違う。

 

 

 

オリンピック選手だってしんどい反復練習をずっとしてるんだから。

 

 

 

何を考えているのか。

 

私はひねくれものである。