KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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覚悟と共に剣を握る。

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そびえ立つ塔のように、

常にブレないでいたい。

 

 

 

いいよね、塔って。

私こうゆう歴史的遺産好きなんだ。

ヨーロッパには沢山あるから、嬉しい。

 

美しく、誇り高く。

 

 

のだが、私は塔ではなく、

人間だから、ムラがある。

今真剣に困っているのは、私の命綱、

アミノバイタルが切れてしまった。

 

これがないと、身体が張りやすくなる。

追い込んでいるおかげで、今日の練習は

最悪な集中状態だった。ばかやろう。私。

 

自分を律したい。今日。

 

趣味か?

 

 

違う。

 

 

何のためにやっているんだ?

 

 

次のアテネでベスト64に残るため。

 

 

なのに、内容のない練習をこなすのか?

 

 

否。

 

 

ラスト1試合だけ、集中できた。

しかし、反省。意味がない悪い癖をつけるだけの練習ならしないほうがまし。

 

 

ただ、フェンシング楽しくてやってんの?

 

否。

 

 

疲れた?

 

なら、練習休む方がマシ。

 

 

言い訳するぐらいなら、ピストに入るな。

 

剣を握るな。

 

 

 

何のためにやっているのか。

何を目指してやっているのか。

どうやって練習に取り組むのか。

 

明確にしろ。忘れるな。

 

 

頭を使い切れないなら、休め。

 

 

私の相手は世界のトップレベルだ。

各国の代表だ。

 

そんな相手に勝つには、

こちらもきちんと準備しなければならない。

相手が準備している以上に、

私は準備しなければならない。

 

 

何のための今なのか、

何のための今日の練習なのか、

 

集中しにくいときは、どう立て直すのか。

 

一刻も無駄にするな。

 

 

体育館に入ったら、スイッチを入れろ。

 

体調管理、フィジカル管理、食事、メンタル。

体育館に入る前に、全て整えろ。

 

練習時間は、他のことを考えるな。

過去の後悔や、未来の心配もいらない。

今日の練習のことだけ。

フェンシングの今の課題だけ考えろ。

 

 

ピストの上で、決して弱みを見せるな。

弱気な態度を見せるな。

 

 

コーチがいなくても、自分で考えて、

自分で戦術を組み立てろ。

 

頭でしっかり、考えろ。ばかやろう。

 

 

今日は本当に反省。28歳。

月曜日にうまくいったから、調子乗った。

 

覚悟を忘れるな。

何のためにイタリアにいるのか。

楽な練習をするためか?

楽しいフェンシングをして、勉強もしたらいい?

 

否。

 

Mayuよ。

 

あくまでも、今あなたはナショナルチームでワールドカップの代表なんだろう?

 

自分で手に入れた結果なんだろう?

 

しんどい、キツイ練習をするのは当たり前だろう?

 

次こそ勝つんじゃないのか?

 

自分で獲りにいくんじゃないのか?

 

 

自分に甘えるな。

 

二度とこんな日は作らないと誓う。

自分に言い訳をするな。

調子という言い訳もするな。

驕るな、雑になるな。

 

細かく、課題に立ち向かえ。

目標を忘れるな。

 

ポテチを食べるな。

夜ふかしをするな。

ストレッチを忘れるな。

笑顔と余裕を忘れるな。

 

ピストの上では、人格変化しろ。

 

覚悟を決めてから、

剣を握れ。

 

その日の覚悟。

それを決めないで、ピストに上がるな。

 

次の試合への覚悟。

有言実行しろ。

 

趣味じゃない。 プロだろう。

 

プロとしてフェンシングしていきたいんだろう。

 

甘えるな。私。

 

 

 

相方。

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レッスン後のボロボロの私。

 

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今日のクシギブワードは、

 

ボソッと誰かを褒めてみる。

 

 

例えば、いつも私に立ち向かってくる15歳。

最近本当強くなって、私も本気で戦っている。

 

そんな彼女に私はいつもボソッと、

 

強くなったね。流石だね。

 

と声をかけている。

 

すると、そこから会話が始まるわけだ。

 

人を褒めると、笑顔が生まれる。

はたから見てわからなくても、

実は心で笑ってくれているかも。

 

もしかしたら、褒められてない人だったら、

え、、そんなことないっすよ、、

とドギマギしちゃうかもしんないけど、

なんだかんだふとした時に、思い出して

嬉しく思ってくれるんじゃないかな。

 

悪いとこなんて、探すの簡単すぎるよほんと。

 

私の悪いとこなんてありすぎてやばい。

ははは笑笑 汚いし。

 

 

ちょっとでもいいなぁって思ったら、

すぐ褒めちゃう。

 

すごいな!!って。

 

アスリートからしたら、人を褒めて認めるなんて、自分を落としてるように見えてありえないのかもしんないけど、

 

それでも、そんなのピストの上だけでいいんだよ。

 

剣を握った時だけ、アスリート精神。

 

 

すぐ褒めちゃうよ。才能感じる選手には。

 

自分も見習って頑張ればいいだけだもの。

 

 

ボソッと誰かを褒めてみる。

 

 

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