私は、何か考えごとがあるとき、
必ず本屋さんに行く。
日本でも、イタリアでも。
今日も本屋さんに。
最近おかしいのだ。
小説や文庫に魅力を感じない。
古典や歴史や評論には目がいく。
ありふれた小説。
かわいい表紙。
並ぶはビジネススキルや自己啓発本。
本屋さんも商売なのだよなあ。
そうしてそういう本が買われると、
読んだ日本人に少なからず影響を及ぼす。
私が好きなのは、
チクセントミハイやティモシーガルウェイ。
ダンぜドラや、トムピータース。
もちろん日本の作家もすきだけど。
薄っぺらい本でなくて、
中身のある本を選びたい。
そして、それをまるまる受け入れるのではなく
読んで考えた自分の考えこそ、
読書で得られるものだと思うのです。
しばらく日本の本屋さんはいいや。
そんな考察。