2025年になって、様々なことを考えに考えて考えている。
怒涛の試合前レッスンパレードが終わって、
あとはみんなが試合に行くだけだ。
久々に毎日朝から晩までガッチガチにやった。笑
おかげでめっちゃ動けるようになった。私が。笑
ファント普通に打てるようになった。笑
キレキレ!いえーい^_^
このスイッチの入った身体をせっかくなので継続しよっと。
この1週間ちょっとは、身体だけじゃなくて頭もぐんぐんアップデートした。
なぜならオンラインレッスンもたくさんさせて頂いたから。
オンラインレッスンはほんとに頭を使う。
毎回終わると脳が糖分を欲しがる。
塾の先生はどうしてはるんだろう、、?笑
今日の考えは
視点を増やすということ。
普段の生活では語学をやっていると、特にこれを思う。言葉が変わると視点が増える。物事の見方が変わる。
ん?この言語だとこの場合どう考えるんだ?みたいな。
私の場合、フェンシングはイタリア語ベースの英語なので、それらを必死で日本語訳しまくっている。
この戦術はどんな日本語が1番伝わりやすいんだ?この技にはどんな名前をつけたらいいんだ?と。
自分的にはこれらの作業が、やがて達成したい日本でフェンシングの本を出版することに繋がっていると思っている。
正直、日本でレッスンの仕事を始めた時は本当に大変だった。適切な言葉が全然見つからなかった。
自分の頭の中のイメージとイタリア語が、日本語に全く結びつかなかった。
けど、段々レッスンをやっている間に作ることができた。
初期から一緒にいてくれる選手には感謝しかない。笑 だってフェンシング用語がほとんどイタリア語だったから。グラッツェ!!
話を戻そう。視点の話をスポーツの場に置き換えると、私は最近、新たな視点をバシバシ頂いている。
ん?そういう考え方があるのか。
んん?面白いぞ、ならこの場合はどうなるんだ?
んんん?選手たちにどう還元できるかな?
長い間、1人で考えて凝り固まりつつあったものが、どんどん溶けていく気がした。
人というのは、もちろん1人で物事を考えることはできて、自分で自分の身を守ることができる。
今まで色んな方々のサポートを頂きながら、私はそうやって生きてきた。
1人で何かする必要がある場面の時は、自分を信じて、その場の選択をしてきた。
自分の身体に危険がおよびそうな時も、1番その時に最善だと思われる選択をしてきた。
周りの人達を守るためにはどうしたらいいか、コロナが流行りたての時には、その判断ばかりしていた。
だけど、最近気づいた。
自分が1人で考えることができて、それに加えて異なる視点を持つ人が、その物事を一緒に考えてくれたら。
自分で自分を守ることができて、それに加えてその状況を、また違う角度から見ることができたら。
なんというワクワク。可能性は無限大だ。
今まで自分が頑なに鍵をかけていた、フェンシングにおける考えがどんどんやわらかくなっていく。
この場合はこうでなければならない。
基本的にはこの戦術を選ぶ必要がある。
のような、教科書を学び、理論を実践し、ルールを把握してきた私にとって、
持っているものを変化させていき続けるということは、気づいたらそれらを少し鍵をかけて箱に閉まってしまっていた。
コーチングの手法は毎回変えている。
しかし、フェンシングの根本的なものはどうだったかと振り返ると、もっともっと変化させてみてもよかったのかなぁと気づいた。
〜しなければならない にとらわれがちな私は、
選手のみんなにはちゃんと言えるのに、自分にはなかなか言えないでいた。
どうしたらできるか、一緒に考えようと。
どうしたらうまくいくか、一緒にやってみよう。
コーチの私は選手によくこう話す。
Howを一緒に考えたいと、考えるきっかけをつくりたいといつも思っている。
フェンシングの話に限らない、どうしたらやりたいこと、自分の人生を生きられるか、話をしながら一緒に考えている。
2025年になって、こういった気づきがギュイーンと私のフェンシングに対する見方を変えてくれた。
コーチは責任重大だ。
私の一挙一動が選手の人生を左右する。
だからこそ、自分自身を毎日少しずつでもいいからアップデートし続けていたい。
自分が気づかない視点の意見や考えを、心を開いて柔軟に取り入れていきたい。
そして、そうした視点をくれる人達を、とても大切にしていたい。自分も何かを返したい。
明日からまた修行が始まるけれど、
またブログ書きます!今年も宜しくお願いします!