KUSHIZZI PROJECT  櫛橋 茉由

KUSHIZZIPROJECTオフィシャルブログ

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イタリア修行、最終章。

 

最終章のページがもうすぐ捲られる。

 

 

2016年に仕事を辞めて、渡ったイタリア。

 

 

 

たくさんの人たちと出会い、

世界と戦い続けた。

 

 

 

正直、落ち着いてイタリアにいたのは

最初の一年だけだった。

 

 

2年目からは日本と世界を飛び回る日々。

 

それを約3年続けた。ナショナルチーム

 

 

 

今はその最終章だ。

 

 

アテネとベルギーで全てが決まる。

 

 

 

私は少し体調に不安があり、今は飛行機の中だ。

 

 

 

世界はウイルスでパニック。

 

 

 

そんな中で、いかに冷静に目標を見失わないか、

あがいている。日々。

 

 

 

 

 

 

最終章の後の準備を少しずつ始めている。

 

 

 

周りに発信して、協力者を募り

 

制度や法律を学び、

 

頭の中を少しずつアウトプットしている。

 

 

貿易だの関税だの

法人税だの、社会保障だの。

 

日本語ピンチなのに、

難解な日本語の本をたくさん買った。

 

イタリアで勉強するぜ。

 

私は土台をつくる。

 

 

 

 

やりたいことってゆうのは、

口に出して、言葉にして

ずっとずっと発信し続けていたら、

 

いつのまにか叶うもんだと思う。

 

 

 

私ははっきり言って一言でいうと

 

イタリアにいるフェンシング留学生

 

なわけだ。

 

 

それをこれからは

 

世界と戦う社長アスリート

 

にしたいわけだ。

 

 

根はアスリートなので、

もちろん世界を繋げてやさしいお金を回したいが

どちらかというと、世界で戦い続けていたい。

 

 

 

世界のどこにいても、仕事ができるように。

 

 

 

世界のどこにいても、仲間と仕事を生み出せるように。

 

 

日本に心落ち着く場を作れるように。

 

 

日本に私のような選手を生まない場所を作れるように。

 

 

 

 

 

最終章の幕開けはもう少しで、

 

 

不安があったから、緊急帰国した。

周りに相談して、ありとあらゆる病院にとにかく毎日行った。

 

虫歯も治った。

 

肩のメニューもゲットした。

 

薬もかかりつけ医もゲットした。

 

 

色々情勢が危うい帰国だったが後悔はしていない。何より祖母に会えたので満足。

 

 

 

 

昨日は少し不運で飛行機がダブルキャンセルになったけど、

日本でのキャンセルは全く問題ない。

 

 

何年か前の台風で羽田から帰れなかったときや、

 

ワルシャワを4人で観光したときや、

、、みなさん元気かな笑笑

 

モスクワグランプリにいく飛行機がなくなってた時に比べれば、

 

 

ただの予約変更のドタバタで終わったのでよしとしよう。

 

 

 

JALさんの対応は、神対応であった。

 

 

 

空港最後の客になっちゃったけど、まぁいいや。

 

 

大阪から東京の便が整備不良でキャンセルで

窓口で怒鳴ってる人たちがいたけど、

 

 

新幹線代出してくれるゆうたはるんやから

 

 

東京やったらちょっと我慢して新幹線でいいやんって。笑

 

 

あなたたち最終目的地、東京でしょ?

 

 

 

こちとらヴェネチアっすよ?笑笑

 

 

 

日本の接客業の闇だなあと思った。

 

 

 

私もラーメンを食べるときに出てくるのが遅いとイライラする

 

 

のびるやん!って。

 

まぁかわいいもんだ。笑笑

 

 

 

そんな感じよりもっと、お客の態度がでかいのが今の日本だ。

 

 

私が事業をしたら、

 

これだけは言っておく。(聖書の本を最近頂いたので少し被れている。クシによる福音書 1章1節 あ、ちなみに私はクリスチャンではない。無宗教)

 

 

 

 

「お客様は、神さまでは断じてない!」

 

 

そりゃ保証やカスタマーサポートはきちんとするが、

自分がいいと思うものしか売らないし、

お客さんにへこへこもしない。

 

 

そろそろこのお客様神様論をいい加減に書き換えないと、日本はどんどん衰退して海外から置いていかれる。

 

お客の態度がでかい日本に海外企業が進出しなくなる。

 

 

 

いいお客様だけを寄せつけられる、いいお店にしたい。

 

 

 

 

これまた聖書の言葉だが

(私は育ちがキリスト教主義学校だったので、聖書やら賛美歌やらが根底にある。)

 

 

隣人になりなさい

 

喜ぶ人とともに喜び

泣く人とともに泣きなさい

 

というフレーズがある。

 

 

 

これらはどちらも、人の隣に立って

共に感情を分け合いなさいということである。

 

 

 

 

私の今いるイタリアは、何を隠そう総本山で

国民のほぼほぼがクリスチャンなので

とゆうかコーチの名前もクリスチャン。笑笑

 

 

 

こう言った教えがイタリア人にはある気がする。

 

 

 

お店に入る時も挨拶するし、

出るときも 良い一日を!とお互いに挨拶をする。

 

商品を渡してもらうときには、ありがとう という。

 

 

売ってさしあげてるわけではなく

買ってやってるわけでもなく

 

ただ、買って、売って の世界。

 

 

 

 

売ってる人間も、人間なんだってこと

 

日本のお客の立場から見ると

 

 

私自身忘れてしまいそうになる。

 

 

マニュアル化されたサービスと

傲慢なお客様

 

心のこもった接客と

感謝するお客

 

 

どっちがいいかねって話。

 

 

どっちが、クシギブで、やさしい世界か。

 

 

 

 

自分自身からまず少しずつ変わっていかんとね。

 

 

 

話が逸れた。

 

 

 

 

Anyway 

 

 

とりあえず、もう最終章は始まっていて

 

 

正直、いつだって不安と隣り合わせだ。

 

会社のことなんて、学校では全く違う分野を学んでいたので、基礎的な単語から一から勉強している。

 

1番学んでおくべきは法律や制度だと思う。

スポーツ学部生には程遠い分野だ。ぐえ。

 

 

私は見切り発車が嫌なタイプで、ある程度プロットを作ってから走り出したいタイプ。

 

 

石橋叩きまくって渡れるか右足からちょっと踏み入れてみて命綱つけて保険かけてやっと渡れるかどうかってタイプ

 

 

 

のくせに今までよくやってきたな。笑笑

 

 

 

 

だって、いざやってみて、知りません誰も教えてくれませんでした なんて通用しない。

 

ピストの上と同じで、

あれ?私会場間違ってます?え?失格?

みたいなことになる。

 

 

 

 

フェンシングは、もう突っ走るのみなので、

月曜日からフルスロットルである。

 

 

 

勉強している理由は法人化が目標なのだが

 

 

 

雇われる側に回りたくないっていうのもある。

 

もう今更、どこかの会社には入れない。笑

 

 

 

決まった時間に出社して、満員電車や人間関係に追われるのは今の自由な私には厳しい。

 

会社が補償してくれるのは本当にありがたいことだが、

自分で制度を学んで一から作ってみたい。

 

 

 

すっかり頭は事業家ですねと言われそうだが

不安な私はいつだって次の手を考えておいてしまうのだ。

 

 

それがあるから、フェンシングに集中できる。

 

 

 

フェンシングがもしできない体になっても

自分は生きていける。

そういった二つ目の目標が必要で。

 

 

フェンシングしかなかったら、

なくなったら生きていけなくなってしまう。

 

人生に意味を持てなくなる。

 

 

フェンシングがなくなっても

これをこうやってやりたいんです。

 

とあると、人生に意味が生まれる。

意味のある人生をつくりたい。

 

 

 

フェンシングがずっとそばにいてくれるのが心からの願いだけど、

いかんせん身体が必要なスポーツなので、

いつ何が起こるかわかんない、今回みたいに。

 

今回はもし何かが起こって、三月の試合に出れなくなったら、春からやりたいこと何もできなくなったらどうしようという不安で、飛行機チケットを買ったんだ。

 

 

 

 

現役をするにも、コーチをするにも身体は必要だからね。

 

 

 

要はたくさん保険をかける心配性ってことです。

 

 

 

 

あ、Anyway 

 

 

 

とりあえず無事にイタリアに戻れそうなので、

 

 

 

最終章引き続きがんばります。

 

 

 

 

この最終章は私だけのものじゃない。

 

 

 

今まで関わってきてくださった方々全てに向けた最終章。

 

 

 

そして五輪へ歩む大切な仲間たちと共に

 

 

 

三月は

 

 

日本代表 で できること、

日本代表 に できること は全てやり切る所存です。

 

 

 

絶対に諦めない。

 

 

 

 

最後にメダルを掴むのは

 

ジャパンサーブルファミリー だ。

 

 

昨日バタバタしてて全然サーブルファミリーを更新できなかった。

 

今日はポーランドW杯男子団体どす。

がんばれ男子!

 

 

 

日本に誇ってもらえる、そんな代表でいたい。

 

 

オリンピックには出られなくても、

イタリアから日本に何かができる代表でいたい。

 

 

名ばかりの日本代表の道。

それでも、今までたくさんのことができた。

2020年はもう一段階バージョンアップして

持続するシステムを生み出すぞ。

 

 

しかし、えらそうなこと書いてても

結局すぐラーメンを食べてしまう

食生活の乱れで病気になったみたいなもんなんすよね。

 

お尻の拭き方でぼうこーえんになったりとか。

 

 

 

だれかご飯つくってー。雇う。笑 切実。

掃除はするから、ご飯つくってー。

 

 

 

 

 

 

さ、またがんばります。

 

 

 

気を取り直してリスタート。がんばれクシプロ。

 

 

 

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